福岡ソフトバンクが新入団選手発表、5選手の横顔

島袋洋奨, 松本裕樹, 栗原陵矢, 笠谷俊介, 古澤勝吾

福岡ソフトバンクは本ドラフトで指名された新入団選手5人の発表を行った。育成で8人を指名しており全体では合計13人だが、新入団選手発表はまずは5人の発表となった。まずは5選手の横顔と活躍期待度をまとめた。

福岡ソフトバンク2014年新入団選手一覧

順位 選手名 位置 出身 身長体重 投打 契約金 年俸 背番号
1 松本裕樹 盛岡大付 182cm82kg 右左 8000 800 66
2 栗原陵矢 春江工 178cm75kg 右左 6000 700 31
3 古澤勝吾 九州国際大付 178cm80kg 右右 5000 600 59
4 笠谷俊介 大分商 174cm68kg 左左 5000 500 67
5 島袋洋奨 中央大 172cm71kg 左左 4000 800 39

 

新人選手の横顔と期待度

ドラフト1位・松本裕樹投手 期待度1年目:☆☆☆ 3年目:☆☆☆☆

 150km/hの速球を投げ、打撃でも通算57本塁打のパワーがある。パワーの源は抜群の下半身でフォームもぶれることが無く、打席でも地に根が生えたような強さがある。投手でプレーするという事だが、特に大きなフォームの変更や体力強化の必要は無いと思う。肘の故障が気になり場合によっては手術の可能性もあるようだが、故障さえ治ればすぐに登板出来るような投手だろう。

 全国の舞台で凄いと思わせる投球は見せていないが、重い速球で詰まらせて取るような安定感のある投球が持ち味になると思う。大谷翔平投手や金子千尋投手というような派手さは無いが、しっかり勝てる投手となるだろう。

 性格的にもかなり図太いとみられ、周囲に影響される事もないだろう。野球への姿勢は本物のようで大成するとみられる。

 

ドラフト2位・栗原陵矢捕手 期待度1年目:☆ 3年目:☆☆

 高校1年で無名のチームを北信越大会優勝に導き、3年時には侍ジャパン18U代表で主将も務めた。リーダーシップやコミュニケーション力など性格的な物が評価が高い選手だと思う。もちろん捕手としてもセカンドまで1.8秒台をたたき出し、通算本塁打も20本、足もある選手として素質が高い。

 ただし当然のことながら捕手としてプロで活躍するにはかなりの経験を積む必要がある。また体も75kgと細く85kg位まで太くする必要があるだろう。城島選手ほどの打撃はなく、チームも細川選手などFAで獲得した捕手がしのぎを削り、1軍で経験をさせていく事もできないだろうから、5年は見たほうが良さそうだ。周囲の我慢強さがカギとなる。

 

ドラフト3位・古澤勝吾選手 期待度1年目:☆☆ 3年目:☆☆☆☆

 高校生野手の中で3年生の1年間で最も評価を上げた選手だと思う。打撃ではまだ粗さもあるが振り抜いての長打力とアベレージも残し、守備でも遊撃手として評価されるまでになった。ソフトバンクではショートは若い今宮選手がいるが、サード、セカンドでケガの多くなった松田、本多選手のポジションを奪い取りたい。

 

ドラフト4位・笠谷俊介投手 期待度1年目:☆ 3年目:☆☆

 小柄ながら143km/hのストレートは回転が良くキレの良い球を投げ、また高校2年から3年にかけてどんどん成長を見せており、そこが評価されたとみられる。

 ただし体も細くこれから体を作っていく時に、今のフォームのバランスを維持できるか、優しい性格も吉と出るか。楽しみな投手だが時間をかけたい投手。

 

ドラフト5位・島袋洋奨投手 期待度1年目:☆☆ 3年目:☆☆

 150km/hの速球を投げる左腕投手はそうはいない。また春夏連覇の投手もほとんどいない。貴重な特徴と実績を持った投手で、話題性もあり注目もされるだろう。ドラフト5位ではあるがチャンスは多くもらえると思う。

 ただ今の状況は1からのスタートと言っても良い。4年時にピッチングができない程になった事もあるが、プロはそれ以上のレベルで攻略してくる。最初は短いイニングで経験を積みたい所だが、今のコントロールとトルネードのフォームだとリリーフでの登板は難しい。フォームの変更も含めていろいろと考える時間が必要だ。

 

チーム全体の戦力アップ 1年目:☆ 3年目:☆☆☆

 チームは今年日本一となり監督も交代した。外部から大きな補強は続け戦力は維持するが、ドラフトに関しては3年後、5年後を見据えた。

 1年目から1軍で活躍する選手はたぶんいないだろう。その代わり3年目に松本投手、古澤選手はスタメンに名を連ねるかもしれず、さらにその先には栗原選手、笠谷投手も期待できる。


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