福岡ソフトバンク、ドラフト2位の小沢怜史投手と契約、152キロの右腕が加わる

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福岡ソフトバンクはドラフト2位で指名した日大三島の小沢怜史投手と、契約君6000万円、年俸700万円で契約を交わした。152キロ右腕がチャンピオンチームのソフトバンクに加わる。

将来の先発右腕陣充実

小沢怜史投手は実力は非常に高かったものの甲子園出場に恵まれなかった。昨年秋の東海大会では準決勝で堀内謙伍選手などがいた豪打の静岡高校に12点を奪われ8回コールドで敗れ、甲子園にあと一歩で敗れた。そしてこの夏は1回戦で9回7安打2失点完投すると、2回戦では再び静岡高校と激突、8回8安打5失点で敗れている。しかし最速152キロを記録し視察したスカウト陣をあっと言わせた。

結果としてはまだ被安打数も多く失点も多かったが、その素質は多くの球団から評価されており、ドラフト会議では2位で消えた。獲得したのは福岡ソフトバンク、近年はドラフト1位も含めて将来性のある選手を獲り、しっかりとした育成組織で育てていくスタイルが確立された。今年はドラフト1位から6位まですべて高校生、育成を含めても11人中9人が高校生という指名だった。今年のドラフト1位では県岐阜商の高橋純平投手を獲得し、また昨年のドラフト1位・松本裕樹投手も今年は2軍の登板もなくじっくりと育てられている。

これらの投手陣の中で小沢投手もじっくりと育てられ、数年後には高橋、松本、小沢の150キロ右腕トリオのローテーションもあるかもしれない。

2015ドラフト全指名選手

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yuki

 1996年よりドラフト会議ホームページを解説し、30年間に渡ってドラフト候補選手の分析や12球団のドラフト会議の指名を分析してきました。
 雑誌「野球太郎(http://makyu.yakyutaro.jp/)」にも執筆。
 2008年からはドラフト会議に関する情報を毎日投稿しており、2024年時点で23,000以上の記事書いています。
 また、ドラフト候補の動画とみんなの評価サイト(player.draft-kaigi.jp)では、みなさまがおすすめするドラフト候補選手が、これまでに3万5千人以上登録されておりその評価も行っています。

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