【2023新入団選手発表】福岡ソフトバンクの新入団選手の推定年俸・背番号と活躍予想

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福岡ソフトバンクは12月4日、新入団選手の発表を行った。選手の推定年俸、背番号、現在地と将来の活躍のイメージを予想してみます。

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福岡ソフトバンク2023年入団選手一覧

順位 選手名 位置 出身 身長体重 投打 契約金 年俸 背番号
1 前田悠伍 大阪桐蔭 180/80 左左 10000 1000 41
2 岩井俊介 名城大 182/90 右右 8000 1200 27
3 廣瀬隆太 慶応大 182/90 右右 6000 1000 33
4 村田賢一 明治大 181/92 右右 5000 1000 34
5 澤柳亮太郎 ロキテクノ富山 179/88 右右 4000 1000 38
6 大山凌 東日本国際大 180/78 右右 3000 800 53
7 藤田悠太郎 福岡大大濠 170/74 右右 2500 600 65
育1 大泉周也 BC福島 174/85 左左 300 400 123
育2 宮里優吾  東京農業大 181/90 右右 300 400 126
育3 佐倉侠史朗 九州国際大付 184/100 右左 300 400 129
育4 中澤恒貴 八戸学院光星 178/79 右右 300 400 131
育5 星野恒太朗 駒澤大 180/83 右右 300 400 133
育6 藤原大翔 飯塚 177/68 右右 300 400 142
育7 藤田淳平 四国IL徳島 182/92 左左 300 400 146
育8 長水啓眞 京都国際 179/65 左左 300 400 160

 新人選手の横顔

ドラフト1位・前田悠伍選手 期待度1年目:☆☆ 3年目:☆☆☆☆☆

高校1年の秋には大阪桐蔭のエース格として投げており、それは高校でもトップクラスの左腕投手だった事とイコール。140キロ中盤の球速を150キロまで到達したい気持ちもあったと思うが、2年時は思うように球速が伸びず、投球全体にもややバラツキのようなものが見え隠れしていた感じがした。高校3年のセンバツでも球速は思うように出ず、その後、ミニキャンプの形で夏に向けて仕上げてゆき、甲子園には出場できなかったもののU18W杯で持ち前の投球を見せた。

フォームのバランス、コントロール、ストレートと変化球のキレ、マウンド度胸など、すぐに通用しそうな所はたくさんあるが、スタミナ、そして球速もやはり150キロは到達したいラインで、そのための体づくりを行っていく時間をとって良いだろう。和田毅投手も150キロを目指しており、共に挑戦しても良いのだが、和田投手の大学時や入団時の取り組みを学び、球速じゃない良さを伸ばす事をしても良いかもしれない。いずれにしても3年後には1軍で、先発のローテーションを務められる力を持っていると思う。

ドラフト2位・岩井俊介選手 期待度1年目:☆☆☆☆ 3年目:☆☆☆

特徴は小さなテイクバックでいきなり全力の球を投げられるような瞬発力、球の回転数が多いもののきれいな縦回転ではなく、動く球として使えて、最後は沈むスライダーやフォークを低めにきっちりと投げる。タイプ的にはリリーフと言えそうで、ストレートの強さでどれだけ押し込めるか。

ドラフト3位・廣瀬隆太選手 期待度1年目:☆☆☆ 3年目:☆☆☆☆

柳田選手のような豪快なスイングではなく、スパッとバットを振り抜くと、打球はとめどなく飛んでいく感じ。当てただけでもフェンス直撃をしそうな打球を飛ばし、これまで見た事のないようなスラッガーといえる。

出場を続けるためには守りの方が鍵となりそうで、セカンド、サードを磨いても良いが、中村選手のファーストだったり、外国人のいそうなDHだったりで打力で勝負したい。

ドラフト4位・村田賢一選手 期待度1年目:☆☆☆ 3年目:☆☆☆

東京六大学で抜群の制球力をもつ特徴のある投手。球速は130キロ台も多い。しかし、短いイニングでは150キロも記録しており、ベースとなる出力のアップと、1試合またはシーズン通してのペース配分をうまくできるかという所。

イメージ的にはQSを狙う感じだろうが、まだ隠している力がありそうなクレバーさがあり、将来的にどんな投球をしているのかまだ計り知れない所がある。

ドラフト5位・澤柳亮太郎選手 期待度1年目:☆☆☆ 3年目:☆☆☆

昨年の都市対抗本戦では変化球はまだ甘さがあったが、ストレートはプロ級と評価できた。決め球のカットボールとフォークを決め球に、カーブで緩急を付けることができれば、ストレートを更に速く見せることができ、先発投手としてかなり期待ができる。

ドラフト6位・大山凌選手 期待度1年目:☆ 3年目:☆☆☆

今年後半は調子が良くなかったが、腕の振りが鋭くストレートもピュッと差し込まれる球で、やや暴れもする。スライダー、カーブなどの変化球とストレートのフォームがかなり近い感じでそれが大きな武器となるため、これから体を強くして行ってもそのポイントは大切にしたい。

ドラフト7位・藤田悠太郎選手 期待度1年目:☆ 3年目:☆☆☆

体は大きくないが肩の強さがある。送球のコントロールを安定させるためにも、まずは体重を今よりも10kgは太くしたい。それにより高校でかなりホームランを量産していたが広角に打てる所が魅力で、木製バットでもその打撃ができるようになるだろう。

育成指名選手

大泉周也選手は今年はとにかく打ちまくった。もちろんこれだけ打てるということでバットに関してはフォームに課題が無い。逆方向にヒットを打ったりと器用さもある選手で打率も期待できる。佐倉侠史朗選手はBIG3の一人注目され唯一のプロ入り選手。体のサイズと打球の強さは高校1年時から認められており、3年になるにしたがってフォームの無駄なところを削ってゆき、広角にヒットを打つ形にもなった。チームの野球に合わせての成長だが、個人的にはやはりホームランを打てる選手になって、その怖さで打率も上がっていくような選手になって欲しいと思う。

中澤恒貴選手も180cmの大型遊撃手だが、ショートとしての動きは良いものを持っており、大型ショートとしての価値を保ちながら持ち前の広角に長打を放つバッティングを磨きたい。

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この記事を書いた人
yuki

 1996年よりドラフト会議ホームページを解説し、30年間に渡ってドラフト候補選手の分析や12球団のドラフト会議の指名を分析してきました。
 雑誌「野球太郎(http://makyu.yakyutaro.jp/)」にも執筆。
 2008年からはドラフト会議に関する情報を毎日投稿しており、2024年時点で23,000以上の記事書いています。
 また、ドラフト候補の動画とみんなの評価サイト(player.draft-kaigi.jp)では、みなさまがおすすめするドラフト候補選手が、これまでに3万5千人以上登録されておりその評価も行っています。

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