千葉ロッテドラフト7位・宗接唯人捕手が仮契約、厚い捕手陣の壁に立ち向かう

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千葉ロッテはドラフト7位で指名した宗接唯人捕手と、契約金2500万円、年俸800万円で仮契約を交わした。同学年で正捕手となっている田村龍弘捕手など、分厚い捕手陣の千葉ロッテで戦っていく。

捕手の壁

宗接選手は183cm91kgの大型捕手で、セカンドまでのスローイングも1.9秒台を記録、そして何よりこの体で50m6.1秒の足がある身体能力の高さが特徴。打撃の力も付けており、今年春は打率.372に12打点を挙げる確実性の高さを見せ、ベストナインに選ばれた。担当した諸積スカウトも「盗塁ができるキャッチャーで視野も広い。チームにいないタイプだし田村を脅かす選手になれる。期待度は高い」と話し期待をしている。

しかし千葉ロッテの捕手の壁は若くて厚い。今年ベストナインに選ばれた田村龍弘選手はプロ4年目で宗接選手と同学年、また昨年育成ドラフト2位で指名した柿沼友哉捕手も能力の高さを見せて支配下登録され、侍ジャパンU23でも捕手を務めた。ほかにも2014年ドラフト4位の寺嶋寛大捕手、2013年ドラフト2位の吉田裕太捕手、2010年ドラフト5位の江村直也捕手もいる。2010年ドラフト4位の小池翔大捕手は、この厳しい戦いに敗れ2014年に引退をしている。

捕手としての力も十分あるが、安定感を増してきた打撃と足を活かした起用も考えられる。宗接選手は「プロで通用する選手になりたい。体が強いのが自慢です。肩も自信がありますので、しっかりアピールしていきたい」と話した。

今季、パ・リーグのベストナインを受賞した田村とは同い年。「負けたくない気持ちは、もちろんあります。まずは開幕1軍を目標にして、しっかり力をつけてレギュラーを争っていけたらいいですね」と話した。

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