阪神は早稲田大・有原航平投手を1位指名へ

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 阪神のドラフト1位指名は早稲田大の有原航平投手が有力となったことが、スポーツ報知の調べで分かった。

二人の故障の状態を判断

 阪神は早稲田大の有原航平投手と済美・安楽智大投手の二人がドラフト1位の有力候補となっていたが、安楽投手は昨年秋に、有原投手は今年夏にそれぞれ右肘を痛めて不安を抱えている。

 夏は中村GMが安楽投手に2度視察を行うなど球団内の熱も高く、現在も阪神本社や球団内で安楽投手を推す声もあるが、ややトーンダウンをしているようだ。逆に有原投手については先週の明大戦でストレートはまだまだも3回ノーヒット5奪三振のピッチングを見せ、「故障を心配していたが、だいぶ状態も戻ってきている。高校時代からチェックしているが、能力的に一番高いのは間違いない」と球団関係者が話すなど一気に盛り上がりを見せている。

 今週末の早大vs東大戦には中村GMも視察に訪れるようで、一気に有原航平投手の1位指名が固まり、もしかすると他球団に先んじて指名を公表してくるかもしれない。ドラフト会議まで3週間を切り、駆け引きも本格化してゆきそうだ。

 

 球団関係者は「故障を心配していたが、だいぶ状態も戻ってきている。高校時代からチェックしているが、能力的に一番高いのは間違いない」と最上級の評価を口にした。

 有原は明大戦では3回を無安打、毎回の5奪三振と好投。平塚スカウトは「直球はまだまだなんだろうけど、変化球のキレと制球はさすが」と太鼓判を押しており、唯一の不安も消えた。電鉄本社、球団内には甲子園のスターである安楽を推す声も根強い。ただ、右肘の不安が拭えず、消極論に傾いているという。チームの主力投手は能見、福原、安藤ら30代後半に差し掛かっており、即戦力の補強が急務だ。

この記事を書いた人
yuki

 1996年よりドラフト会議ホームページを解説し、30年間に渡ってドラフト候補選手の分析や12球団のドラフト会議の指名を分析してきました。
 雑誌「野球太郎(http://makyu.yakyutaro.jp/)」にも執筆。
 2008年からはドラフト会議に関する情報を毎日投稿しており、2024年時点で23,000以上の記事書いています。
 また、ドラフト候補の動画とみんなの評価サイト(player.draft-kaigi.jp)では、みなさまがおすすめするドラフト候補選手が、これまでに3万5千人以上登録されておりその評価も行っています。

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