阪神、ドラフト4位の守屋功輝投手と仮契約、契約金5000万円、年俸840万円

阪神ドラフトニュース

 阪神はドラフト4位で指名したHonda鈴鹿の守屋功輝投手と仮契約を結んだ。契約金5000万円、年俸840万円、背番号は未定。

横からインコースに

 守屋功輝投手はやや横からの腕の振りから、左バッター、右バッターのインコースに速球を投げ込む、プロの打者も嫌さを感じる投手だと思う。この日、仮契約後の会見で、「打者に向かっていけるような投手になりたい。」と話し、担当した熊野スカウトも、「打者に向かっていく姿勢にほれ込んでいる。サイドスローに近い投げ方で、うちにはいないタイプ。」と話した。

 阪神は藤川投手が抜け久保田選手も引退、そして福原投手、安藤投手といったベテランが中継ぎを支えている。リリーフ投手としてチームにいない横からの148km/hの速球で一枚加われば、チームにとって大きな戦力となる。

 

星野仙一氏、阪神と縁

 守屋投手は岡山県倉敷市出身で星野仙一氏と同郷だった。そして2002年に星野氏が阪神の監督に就任すると、秋季キャンプを倉敷マスカットスタジアムで行うようになり、小学校2年生だった守屋選手は何度も球場に行ったという。

 そして2003年に阪神がリーグ優勝をすると、小学校4年生となった2004年から野球を始めた。そして倉敷工業に進むと3年夏に好投しプロのスカウトが注目する投手となった。

 星野氏のスタイルを継承し、強気に攻めるスタイルをプロでも続けられれば、リリーフとして1年目から活躍できる。

 佐野統括スカウト、熊野スカウトらとの交渉を終えた右腕は「実感が沸いてきました。打者に向かっていけるような投手になりたいです。1軍に常にいられるようにしたいですね」と意気込みを語った。

この記事を書いた人
yuki

 1996年よりドラフト会議ホームページを解説し、30年間に渡ってドラフト候補選手の分析や12球団のドラフト会議の指名を分析してきました。
 雑誌「野球太郎(http://makyu.yakyutaro.jp/)」にも執筆。
 2008年からはドラフト会議に関する情報を毎日投稿しており、2024年時点で23,000以上の記事書いています。
 また、ドラフト候補の動画とみんなの評価サイト(player.draft-kaigi.jp)では、みなさまがおすすめするドラフト候補選手が、これまでに3万5千人以上登録されておりその評価も行っています。

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