阪神はドラフト3位で指名した関東第一の井坪陽生選手に、畑山統括スカウト、平塚スカウトが指名あいさつを行った。
「広い甲子園にマッチした選手」
井坪陽生選手は高校通算32本塁打を放っており、春季大会でホームランを量産して注目された。50m6.0秒の足と遠投101mの肩もある3拍子そろった外野手で、外野手を補強ポイントとした阪神が、将来の外野の一角を担う選手としてドラフト3位で指名した。
「指名の時はびっくりして実感が湧いていなかったんですけど、ようやく湧いてきた」と話す井坪選手、同じく3拍子そろった選手として今年引退した糸井選手のように「20年はやりたい」と話す。それでも目標とするのは「開幕1軍」で、高校卒ルーキーの野手で開幕1軍をつかめば、1974年の掛布選手以来となる。
担当した平塚スカウトは「3拍子そろっているので、広い甲子園にマッチングした選手。力があれば監督も使ってくれると思う」と話し、1年目から岡田監督が1軍に呼び、起用する可能性についても話した。
他球団からも高く評価されていた井坪選手、佐藤輝明選手や近本選手、ドラフト1位の森下選手などとの外野手の競争で出場枠を勝ち取る選手になりたい。



現実のものとするためにも、走攻守でアピールする。高校通算32本塁打の打力だけでなく、50メートル走6秒0の俊足、遠投101メートルの強肩も持ち味。「広角に打てるバッティングもそうですけど、スピード、守備範囲はどの選手にも絶対負けない」とライバルたちと差別化を図るつもりだ。担当の平塚スカウトも「三拍子そろっているので、広い甲子園にマッチングした選手。力があれば監督も使ってくれると思う」と太鼓判を押した。

コメント