東北楽天ドラフト2位・則本昂大投手が1軍当確、星野監督「どこでも使える」

東北楽天球団ニュース 2012年ドラフトニュース

 ここまで高い評価をされ続けている、東北楽天ドラフト2位の則本昂大投手、この日も韓国サムソンとの練習試合に2番手として登板するとストレートは148km/hを記録、3つの三振を奪い3回を1安打無失点に抑えた。

 さすがの星野監督も「あれぐらいやると思っていた。素晴らしい」と実力を認め、「どこでも使える」と先発、中継ぎ、抑え、チーム状況に合わせて使えると開幕1軍当確となった。

 特徴の手首の柔らかさでスライダーを7種類投げるといわれる。縦、横のスライダーに140km/h台の高速スライダー、120km/h台のスラーブなど。この日はそのうち3種類を使い三振を奪った。

 ここまで紅白戦など実戦で7回無失点を続けている。開幕1軍どころか新人王の可能性も高まってきた。

 

 「初の対外試合で緊張しましたが、無失点で帰ってこられて良かったです」。昨年の韓国シリーズ覇者のサムスンを相手に4回から3イニングを1安打無失点。最速148キロの直球とスライダーで3三振を奪った。リリース時に顔が上を向く独特のフォームが、さらに力強さを与えた。

 

 気持ちも強い。4番の崔炯宇(チェ・ヒョンユ)には唯一の安打となる左翼線二塁打を浴びたが、全球直球勝負。「本塁打以外ならいいかな、と思った」と涼しい顔だ。紅白戦を含め、7イニング連続無失点。新人ながら開幕ローテーション入りも現実味が出てきた。星野監督も「あれくらいやると思っとったよ。スライダーの切れは素晴らしい。どこでも使えるな」とご機嫌だった。

 

 スライダー系を4種類操る。130キロ前後の縦、横の変化に加え、130キロ台後半の高速、さらに120キロ台前半の「スラーブ」が武器。人並み外れた手首の柔らかさが生かされている。前に折れば親指が、後ろに反らせば中指が手首まで届いてしまう。大学時代に使っていた140キロ台のカットボールはまだ投げていない。「シーズンの終盤まで投げない。今はスライダーとスラーブで勝負したい」。引き出しはまだまだ隠している。

  楽天のドラフト2位・則本昂大投手(22)=三重中京大=が18日、開幕1軍当確となった。初の対外試合登板となる練習試合の韓国・サムスン戦(赤間)で2番手として登板し、3回1安打無失点。直球は最速148キロをマーク。星野監督は「あれぐらいやると思っていた。素晴らしい」と絶賛した。

 

 速度と角度を変えた、7種類のスライダーを最大の武器に持つ男は、この日はその内の3種類で韓国王者の打線を翻弄。無四球で三振も3つ奪った。「甘い球もあったけど、無失点で良かった。ようやくプロ生活がスタートしたという実感があります」と納得の表情を見せた。

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