福岡ソフトバンクの東浜巨投手が、今年新人王に輝いた亜細亜大の後輩・山崎康晃投手とロサンゼルスで自主トレを行う事がわかった。大学時代に山崎投手にツーシーム等を教えた東浜投手、「どのようにアレンジしたのか聞いてみたい」と今度は山崎投手に教わる。
亜細亜大のエース
東浜巨投手は亜細亜大のエースとしてリーグ通算35勝20完封、リーグ最多の420奪三振を記録している。そして東浜投手が3年になった時に山崎康晃投手が入学したが、寮では同部屋となり先輩としてツーシームやカットボールなどの変化球を教え、「ベンチ入りメンバーで一緒にいる事も多かった。」と話す。山崎投手も東浜投手を見習い、1日200球前後をブルペンで投げるなど、投げ込んで作る方法で成長をした。
東浜投手は2012年のドラフト1位で福岡ソフトバンク入りするが、1年目は3勝、2年目は2勝どまりだった。そして今年も1勝に終わったが、横浜DeNAに入団した山崎康晃投手は新人記録の37セーブを記録し新人王に輝いた。東浜巨投手から教わったツーシームはフォークボールのように大きく沈み、武器となっていた。
そして東浜投手は、ロサンゼルスで語学留学とトレーニングを行う山崎康晃投手と一緒にトレーニングを行い、ツーシームについて「どのようにアレンジしたのか聞いてみたい」と話した。
大学時代の成績や先輩後輩も関係なく成績が出る世界、山崎康晃投手は来年の年俸は5000万円、東浜投手はそれでも100万円アップして1800万円となった。この差を埋めるべく後輩から今度は必殺のツーシームを教わり、来年からの巻き返しを目指す。
東浜 弟子に弟子入り 西日本スポーツ紙面 2015/12/8
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