2022年の注目の高校生野手のドラフト指名予想をしてみます。
2022年注目の高校生のドラフト候補~投手編~
高校生野手のドラフト上位候補
高校生野手でドラフト上位候補が予想されるのが現時点で2人。高松商の浅野選手は高校通算35本塁打の打撃はもちろん、50m5.9秒の足に素晴らしい肩を見せる。高知・森木投手との対戦でも3安打を記録するなど、相手投手のレベルに関係なく打てる打撃は超高校級で、高校生ではあるが即戦力と見ても良いかもしれないと思うほど。
日本航空石川の内藤選手も同じ右の強打者で高校通算34本塁打。長打力とともに、打席での構えが良く、コースや変化球の対応力に優れる。安打も打ててホームランも記録する選手で、打撃は牧選手に近いイメージ。
その他、ドラフトで指名されそうな高校生野手
氏名 | 学校 | 守備 | 投打 身体/体重 | 評価 |
---|---|---|---|---|
伊藤颯希 | 県岐阜商 | 外 | 右右 184/88 | B+ |
武田侑大 | 京都国際 | 内 | 右右 176/74 | B- |
田代旭 | 花巻東 | 捕 | 右右 180/79 | B- |
前嶋藍 | 横浜隼人 | 捕 | 右右 173/80 | B- |
野田海斗 | 九州国際大付 | 捕 | 右右 173/74 | B- |
西村瑠伊斗 | 京都外大西 | 外 | 右左 177/70 | B- |
その他の選手では、県岐阜商の伊藤選手と京都外大西の西村選手が、強肩強打の外野手として注目。伊藤選手は140キロを超す強肩に、150m級の飛距離の出る本塁打を放ち、50m6.0秒の足もある。身体にも恵まれており、ポテンシャルを高く評価する。西村選手も投げては147キロを記録、秋の京都大会で5本塁打を放つ活躍を見せ、こちらも長打力と肩の強さが光る。
内野手では京都国際の武田選手が守備のフットワークの良さが注目される。内野手では天理の戸井零士選手や国学院久我山の下川辺隼人選手、花巻東の宮澤圭汰選手、東海大菅生の小池祐吏選手などが、現時点では大学でという印象だが、甲子園などで成長をアピールし、評価が高まるかもしれない。
捕手に候補が多い。花巻東の田代選手は打撃でも確かな評価を得ており、指名に近い選手かもしれない。横浜隼人の前嶋選手は逆方向に打ったホームランが印象的で名前が挙がる。捕手としての能力をさらにチェックしたい。九州国際大付の野田選手も肩の強さに定評がある。捕手では市立船橋の片野優羽選手、東海大札幌の唐川侑大選手、高岡商の近藤祐星選手、大阪桐蔭の松尾汐恩選手などもおり、特に松尾選手は注目の機会も多そう。ただし、先輩捕手と同じく大学に進学しそうなイメージ。
指名順位予想
最後に2021年のドラフト指名選手と比較して、指名順位を予想してみる。
順位 | 2020年 | 2021年 |
1~2位 | 吉野創士・外・昌平 有薗直輝・三・千葉学芸 松川虎生・捕・市和歌山 |
浅野翔吾・外・高松商(1位予想) |
3~4位 | 粟飯原龍之介・内・東京学館 前田銀治・外・三島南 前川右京・外・智弁学園 阪口楽・外・岐阜第一 味谷大誠・捕・花咲徳栄 田村俊介・外・愛工大名電 小森航大郎・内・宇部工 |
内藤鵬・内・日本航空石川(3位予想) |
5位以下 | 星野真生・内・豊橋中央 池田陵真・外・大阪桐蔭 高木翔斗・捕・県岐阜商 中川勇斗・捕・京都国際 |
伊藤颯希・外・県岐阜商 田代旭・捕・花巻東 |
育成 | 東出直也・捕・小松大谷 阿部和広・外・平塚学園 滝澤夏央・内・関根学園 前川誠太・内・敦賀気比 藤野恵音・内・戸畑 佐久間拓斗・捕・田村 加藤晴空・捕・東明館 三代祥貴・内・大分商 笹原操希・外・上田西 大津綾也・捕・北海高 柳澤大空・外・日大藤沢 大河原翔・外・東海大山形 村山亮介・捕・幕張総合 |
武田侑大・内・京都国際 前嶋藍・捕・横浜隼人 野田海斗・捕・九州国際大付 西村瑠伊斗・外・京都外大西 |
※清宮選手は早稲田大進学と予想
コメント
2022年トラフと会議福岡ソフトバンクホークス1位山田健太(立教大)2位萩尾匡也(慶應大)3位松尾汐恩(大阪桐蔭)4位金村尚真(富士大)5位村上慶太(九州学院)6位門脇誠(創価大)7位澤井廉(中京大)8位山田陽翔(近江)
大阪桐蔭の松尾、海老根、伊藤あたりはどうでしょうか?