浦和学院の192cm103kgの未完の大器・三上栞汰選手が、2試合連続となる代打ホームランを放った。
未完の大器
三上栞汰選手は背番号21をつけ、守備にはつかずに代打で登場する。25日の2回戦・本庄戦で代打で登場するとレフトに消えるホームランを放ち、これが公式戦初本塁打だったが、この日の3回戦・春日部東戦でも4回1アウト1、2塁の場面で代打で登場すると、2試合連続となる本塁打を左中間に放り込んだ。
「追い込まれて、真っすぐはないと思っていて、アウトコース高めの変化球、チェンジアップ。ちょっと先だったけど、打球が伸びていった」と話した。
シャープなスイングで、スコーンと持っていくようなスラッガーで、ものすごい音と共にライナーでスタンドに運ぶ花咲徳栄の藤田大清選手とは違った感じがする。
ノックではファーストの守備につくが、大きな体をまだ使えていないようなぎこちなさがあり、DHの無い高校野球では代打での出場となっている。森監督も「1本打っていいイメージで打っている。もう少し一塁守備の練習もしてくれたらもっといい」と話す。
夏までに守備につけるようになれば楽しみが増すが、次のステージではDHのある所に行けば、1年目からホームランを量産する事になるかもしれない。楽しみな選手だ。

25日の本庄戦で公式戦初出場、初打席で左越え本塁打を放ち、192センチ、103キロの右打ちで目標とする打者のオリックス・杉本裕太郎外野手と体型的にも似ており、代打で2試合連続で柵越えを放ち、一塁の控えの〝ラオウ〟から、次のチャンスを見据える。

この大会初戦の本庄戦でも代打で公式戦初打席アーチで2試合連発。「きょうはいい感触ではなかったけど、よく伸びてくれました。飛ばすのが自分の持ち味と思ってます」と胸を張った。まだまだ粗削りながら、森監督は「(初戦で)1本打っていいイメージで打っている。もう少し一塁守備の練習もしてくれたらもっといい」と笑った。
コメント