【2025年ドラフト候補】磨けば光る原石!将来のエース候補を探る – B-評価の注目高校生投手たち(その1)

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毎年、プロ野球ドラフト会議では、数年後のチームのエースになる可能性を持つ「高校生投手」がいつの時代もドラフト戦略の重要なピースとなってくる。今年も石垣元気投手や森陽樹投手といった特A級の選手がいるが、まさに「原石」と呼ぶにふさわしいB-ランクの選手で楽しみな選手を紹介する.

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B-評価とは何か?

ドラフト候補選手とみんなの評価では、ドラフト候補選手を独自の基準でランク付けしている。特にAランク以上は上位指名が有力、B+、Bランクは指名の可能性が高い選手とし、B-評価は「ドラフト会議で指名される可能性のある選手」をしている。

しかし、この評価は決して低いものではない。現時点での完成度や実績は上位ランクの選手に劣るかもしれないが、恵まれた体格、特定の光る球種、未完成ながらも将来性を感じさせるフォームなど、プロのスカウトが「化けるかもしれない」と感じるポテンシャルを秘めている選手たちが多く含まれている。

高校生投手は、ここからの数年間で驚くほどの成長を遂げることが珍しくない。体ができあがり、球速が10キロ以上アップしたり、変化球の精度が向上したりすることで、上のステージで一気に成長する例は枚挙にいとまがない。だからこそ、このB-評価の投手たちの中から、将来球界を代表するエースが出現する可能性も十分にある。

昨年のドラフト会議でも北星学園大付の石田充冴投手(巨人4位)、福井工大福井の篠原響投手(埼玉西武5位)、千葉学芸の菊地ハルン投手(広島5位)、聖カタリナの有馬恵叶投手(中日6位)などが指名をされているが、篠原投手は高校生ルーキーながらすでに非常に高い評価をされている。

今回、当サイトがリストアップしたB-評価の高校生投手は84名(4月2日時点)。全員を紹介することはできないが、その中から特に注目したい、個性豊かな数名の投手を紹介する。

楽しみなB-評価の高校生投手(抜粋)

  1. 石山愛輝投手(中越高校) 180cm80kgとバランスの取れた体があり、もともとは俊足で打撃も良い野手だったが、投手としても昨年秋に公式戦初先発をすると、8回1アウトまでノーヒットに抑えるなど2安打16奪三振1失点(自責点0)の投球を見せた。キレの良いストレートや変化球を武器に、秋は47回を投げて64個という高い奪三振率を誇る投手だ。

  2. 江藤蓮投手(未来富山) 178cm78kgのサウスポー、昨年夏に143キロを記録するなど球速がどんどん速くなっており、スライダーやフォークボールといった変化球もキレがある。富山ナンバーワンの呼び声も高い投手で、侍ジャパンU18代表候補強化合宿にも呼ばれた。3番を打つ打撃も良い選手で、二刀流としても注目される。

  3. 富田櫂成投手(帝京大可児) 183cmの長身右腕で体重は昨夏の時点で68kgと線の細い投手だが、綺麗なフォームから投げられる143キロのストレートは非常に魅力に感じた。このフォームで体が出来上がってくればどこまで成長するのか楽しみに感じる。

これからもB-ランクの高校生投手の選手を紹介しますのでお楽しみに。

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この記事を書いた人
yuki

 1996年よりドラフト会議ホームページを解説し、30年間に渡ってドラフト候補選手の分析や12球団のドラフト会議の指名を分析してきました。
 雑誌「野球太郎(http://makyu.yakyutaro.jp/)」にも執筆。
 2008年からはドラフト会議に関する情報を毎日投稿しており、2024年時点で23,000以上の記事書いています。
 また、ドラフト候補の動画とみんなの評価サイト(player.draft-kaigi.jp)では、みなさまがおすすめするドラフト候補選手が、これまでに3万5千人以上登録されておりその評価も行っています。

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