【スーパー1年生】大院大高・林将輝投手、最速146キロ右腕に阪神・楽天スカウトが評価

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スーパー1年生が大阪に現れた。最速146キロ右腕の大阪学院大高校の林将輝投手(1年)は、昨年のU15ワールドカップで日本代表の初優勝に貢献した実績を持ち、この日の履正社高校戦でもその力を示した。阪神・楽天のスカウトが評価をしている。

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U15世界一のスーパー1年生

林将輝投手は、入学直後から「スーパー1年生」として注目されている。その実力は既に折り紙つきで、昨年はU15ワールドカップに中学日本代表として出場し、日本の初優勝に大きく貢献した。大阪学院大高校に入学すると、今春の大阪府大会ではこれまでに2試合に登板をしており、この日の履正社高校との5回戦では延長10回タイブレークという緊迫した場面で3番手として登板した。

ライト前ヒットと犠牲フライにより2失点を喫し、ほろ苦い経験となったものの、「緊張はなかった。走者がいようと、抑えないといけなかった」と話し、強い責任感も見せた。

最速146キロ、抜群の球質と変化球!「大阪2強を倒してプロに」

林将輝投手の最大の武器は、最速146キロをマークする力強いストレートだ。この日の最速は143キロであったが、プロ投手の直球平均回転数2300を上回る球質の良い球を投げる。また、カーブ、スライダー、フォーク、チェンジアップといった切れ味鋭い変化球も操り、辻盛英一監督も、「抜群にいい。真っすぐ、スライダー、フォーク、どれを取っても一級品」と絶賛する。

この試合には、阪神、東北楽天の2球団のスカウトが視察をしたが、

  • 阪神・岡本スカウト:「楽しみな素材」
  • 東北楽天・足立スカウト:「直球に力がある。変化球もいい」

と早くも1年生について評価を示した。

林投手は、大阪や神奈川の甲子園常連校など10校以上の誘いを断り、大阪学院大学高校に進学。その理由について、「環境が素晴らしかった。大阪桐蔭と履正社の2強を倒したかった」と、大阪の絶対的強豪である大阪桐蔭高校と履正社高校を倒すことを目標にこの学校を選んだと明かしている。そして、「大阪2強を倒してプロに行きたいです」と語るなど、高校野球での目標と将来のプロ入りという目標を結びつけている。

異色の経歴と伸びしろ!夏、そしてプロへの挑戦

北海道出身で7人兄弟という林将輝投手。小学時代は投手と遊撃手、中学時代は日高シニアでプレーするなど、野球に打ち込んできた。辻盛監督が「また、野手としてもいい選手」と話すように野手としての能力も高く評価しており、「どっちかと言うと野手でベンチに入れている」と遊撃手の控えとしてベンチ入りしている。

入学直後からベンチ入りを果たし、既に公式戦での経験を積んでいることも大きな財産となっていく。昨秋ドラフト会議では今坂幸暉選手がオリックスに育成1位で指名されたことに触れ、「球が通用しなかったので、球威やキレを磨いて、夏は日本一を取れるように。最終的にはプロ通用する投手になりたい」と、投手としてプロで活躍をすることを目指す。

プロ注目の「スーパー1年生」が、夏に向けてどのように成長していくのか、そしてプロへの扉を開くことができるのか、今後の挑戦に期待が込められる。

林将輝投手 プロフィール

  • 氏名: 林 将輝(はやし しょうき)
  • 所属: 大阪学院大学高校 1年
  • 出身: 北海道新ひだか町
  • 生年月日: 2009年(平21年)12月17日(15歳)
  • 経歴: 高静小学校(みゆきフェニックス、軟式、投手・遊撃手)- 静内第三中学校(日高シニア)- 大阪学院大学高等学校(1年春背番号18、スーパー1年生)
  • 投打: 右投右打
  • 身長・体重: 172cm・65kg
  • 最速: 146キロ
  • ポジション: 投手、遊撃手
  • 主な実績: U-15ワールドカップ優勝(中学日本代表)、スーパー1年生、プロ注目、最速146キロ、大阪2強打倒目標、プロ志望。
  • 変化球: カーブ、スライダー、フォーク、チェンジアップ
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この記事を書いた人
yuki

 1996年よりドラフト会議ホームページを解説し、30年間に渡ってドラフト候補選手の分析や12球団のドラフト会議の指名を分析してきました。
 雑誌「野球太郎(http://makyu.yakyutaro.jp/)」にも執筆。
 2008年からはドラフト会議に関する情報を毎日投稿しており、2024年時点で23,000以上の記事書いています。
 また、ドラフト候補の動画とみんなの評価サイト(player.draft-kaigi.jp)では、みなさまがおすすめするドラフト候補選手が、これまでに3万5千人以上登録されておりその評価も行っています。

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