【センバツ】専大松戸・門倉昂大投手が4安打完封、持丸監督のアドバイスで145キロ急成長

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第98回選抜高校野球大会第3日の第2試合。3年ぶりに出場した専大松戸(千葉)が北照(北海道)を4-0で下し、初戦を突破した。エース右腕の門倉昂大投手(3年)は、持丸修一監督(77)からフォーム改造のアドバイスを受け、自己最速を一気に6キロ更新する145キロをマーク。4安打6奪三振で完封勝利を挙げた。教え子を孫のように愛する老将に「選抜史上最高齢勝利(77歳11カ月)」という輝かしい記録をプレゼントし、打撃のチームと評されるなかで存在感を見せた。

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最速139キロから145キロへ、持丸監督の助言で「スリークオーター」が開花

専大松戸のエース・門倉昂大投手は、昨秋までの自己最速139キロを大幅に塗り替える145キロを記録を記録し、北照打線のインコースを厳しく突いた。投手育成に定評がある名将・持丸修一監督は2月初旬、伸び悩んでいた門倉投手に対し、監督は「腕を少し下げてみたらどうだ(スポーツニッポン)」と助言。それまでの上手投げから、スリークオーター気味に腕の角度を落とすと、指にかかる感覚が激変した。

「自分に合っている角度が見つかった。アウトローへの制球も安定するようになった(日刊スポーツ)」と語る門倉投手。フォームを微調整しながら監督と対話を重ね、独自の感覚を磨き上げてきた。持丸監督も「スピードもコントロールも変化球の精度も、すべて成長している(中日スポーツ)」と目を細める快投。外角低めに決まる140キロ中盤の直球を軸に、スライダーとフォークを低めに集める投球術で、北照打線に三塁も踏ませない完璧な内容だった。9回、無死二塁のピンチを背負っても「焦りはなかった(スポーツニッポン)」と語るポーカーフェイスは、まさにエースの風格を漂わせていた。

1日「5、6個の餅」で肉体改造

スピードアップを支えたのはフォームだけではない。この冬、門倉投手は徹底した食トレに励んできた。「食べやすくてエネルギー効率がいいから」という理由で、1日に5〜6個の餅を食べることを自らに課し、体重を秋の80キロから86キロまで増加させた。6キロの増量はそのまま球威に直結。後半になっても球威が落ちることなく、119球を投げきったスタミナの源となった。

成長には周囲からの評価に対する悔しさだった。今年の専大松戸は強力打線が評価されたが、その一方で、投手が弱いという声が門倉投手の耳に届いていた。「それがすごく悔しくて。冬の間はその思いだけで過ごしました(日刊スポーツ)。」と話し、急成長へとつながった。

持丸監督へ贈った「最年長勝利」

専大松戸の校歌が甲子園に流れるなか、門倉投手は「監督さんにいいプレゼントができました(スポーツニッポン)」と最高の笑顔を見せた。この勝利により、持丸監督は77歳11カ月4日で選抜大会の監督最年長勝利記録を更新。これまで龍ケ崎一、藤代、常総学院、そして専大松戸と4つの異なる高校を甲子園へ導いてきた名将にとって、教え子から贈られた白星は格別なものとなった。

門倉投手は「入学した時から監督さんを信じてやってきた。最初は理解できないこともあったけど、コミュニケーションを増やして理解できるようになった(スポーツニッポン)」と、3年間の歩みを振り返る。個々の投手の個性を引き出す持丸流の指導が、門倉昂大という才能を聖地で開花させた。指揮官は「人間的に良くなるのも悪くなるのも甲子園が教えてくれる。門倉は思った以上に良かった(スポーツニッポン)」と絶賛。千葉県勢として選抜50勝、春夏通算150勝という節目の勝利をエースの完封で飾った。

上沢直之投手がプロで活躍し、最近では横山陸人投手(2019千葉ロッテドラフト4位)、深沢鳳介投手(2021年横浜DeNAドラフト5位)などのプロ野球選手を輩出、また、専修大に進んだ平野大地投手、梅澤翔大投手もドラフト会議を騒がせるだろう。専大松戸の投手育成力には目を見張るものが有る。

【門倉 昂大】 プロフィール

  • 氏名: 門倉昂大(かどくら・こうた)
  • 所属: 専修大学松戸高校(3年)
  • 出身: 千葉県(船橋市立二宮中-八千代中央シニア出身)
  • ポジション: 投手
  • 投打: 右投右打
  • 身長・体重: 180cm、86kg
  • 主な特徴や実績: 最速145キロを誇る専大松戸のエース。持丸監督の助言でスリークオーターに転向し、急成長を遂げた。選抜1回戦の北照戦で4安打完封。冬場に餅を食べる独自の食トレで6kg増量に成功。制球力と緩急を活かした打たせて取る投球が持ち味。

【持丸 修一】 プロフィール

  • 氏名: 持丸修一(もちまる・しゅういち)
  • 所属: 専修大学松戸高校 監督
  • 主な実績: 1948年生まれ、茨城県出身。龍ケ崎一、藤代、常総学院、専大松戸の4校で甲子園出場を果たした名将。2026年選抜大会にて77歳11カ月で勝利を挙げ、選抜史上最高齢勝利監督となった。投手育成の手腕に定評があり、多くのプロ選手を輩出している。
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この記事を書いた人
yuki

 1996年よりドラフト会議ホームページを解説し、30年間に渡ってドラフト候補選手の分析や12球団のドラフト会議の指名を分析してきました。
 雑誌「野球太郎(http://makyu.yakyutaro.jp/)」にも執筆。
 2008年からはドラフト会議に関する情報を毎日投稿しており、2024年時点で23,000以上の記事書いています。
 また、ドラフト候補の動画とみんなの評価サイト(player.draft-kaigi.jp)では、みなさまがおすすめするドラフト候補選手が、これまでに3万5千人以上登録されておりその評価も行っています。

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