【ドラフト2025】12球団の1位指名選手&全体の自己評価

2025年ドラフトニュース

2025年のドラフト会議が終わり、12球団のドラフト1位指名選手と指名全体の自己評価をまとめます。

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12球団の1位指名選手の評価と全体の指名評価

球団 1位指名選手 1位指名選手の評価 全体の指名評価
ヤクルト
松下歩叶
内 法政大
余田スカウト
打率と長打を兼ね備える。コンパクトなスイングから広角に放つ。柔らかなグラブ捌きで球際も強い。
小川GM
投手も野手も補強ポイントだったが、それ以上に野手を補強すると臨んだ。チームが切磋琢磨してレベルアップし、チーム力を上げることが一番の狙い。今年は大学生がリストの中でいい選手が多かったと思う。これまで高校生を2,3人は指名してきたが、戦力の補強というのが一番のメインだった。いいドラフトだった。
ロッテ
石垣元気
投 健大高崎
中川スカウト
スピードボールに加え、多彩な変化球を織り交ぜる高度な投球技術を備え、アマチュアNO.1の投手。

サブロー監督
100点以上、満点です。勝負をかけるならば一番いい投手がええなということで総意です。将来性か即戦力かで迷ったけど、石垣君は両方兼ね備えているし、2位の毛利君も大きい。補強ポイントは全部だったんで、バランス良く取れたかなと思います。球速いピッチャーが欲しかったんで、その辺は希望通りです。
広島
平川蓮
内 仙台大
近藤スカウト
走攻守三拍子そろった、身体能力が高いスイッチヒッターの大型外野手
松田オーナー
1位の平川選手は監督が内角の打ち方を評価していた。亜大の齊藤投手は1位で指名されると思っていたので、2位で取れたのは幸運だった。評価していた選手が残っていたので選手が増えた。バランスの取れた指名となった。
西武
小島大河
捕 明治大
阿部スカウト
バットコントロールが魅力の打てる捕手。非常に素晴らしい打者。捕手として能力も十分プロで通用する
広池球団本部長
トータルすればポジションも含めて取りたい選手を取れたいいドラフトでした。
今のチーム状況を考えて3位までは即戦力というのは最初から決めていました。できれば野手をしっかり取りたいドラフトではあったので。
佐々木選手は本人の気持ちが一番大事なので、というところで我々としてはずっと考えていました。
中日
中西聖輝 投
青山学院大
岡野スカウト
総合力で勝てる投手。東都NO.1でフォークがとても魅力がある。右肘の炎症も心配ない。
井上監督
バランスよく取れたかな。社会人も視野に入れながら、自分らのリストの中での上位の潤に取ったから、そこは想定内。
中西は直球・変化球でゲームを作れる。先発として考えている。ローテーションに入れる素材。櫻井も先発のイメージ。篠崎はショートイニング系で出力アゲアゲ系だから。4位で孤高制いってショートの内野手。花田くんがロマン系。
楽天
藤原聡大
投 花園大
足立スカウト
最速156キロのストレートとキレ抜群のスライダーが魅力の、関西地区大学生NO.1投手
石井GM
下の方でも上の方でもいいドラフトができた。今回のテーマは、こ゚縁を持った人たちが付加できるかなので、これからが大事なところに入る。藤原は伸びしろもある中で、彼のパフォーマンスはすごく魅力。変化球もしっかりと投げきれるし、プロで大事になる決め球も持っているし、真っ直ぐはズドンというよりはホップ系の球を投げるんで、その辺が魅力に映った。
巨人
竹丸和幸 投
鷺宮製作所
森中スカウト
細身な体で直球の伸びと制球力の良い左腕。キレの良い変化球が武器。社会人になって伸びた投手。
榑松スカウトディレクター
120点満点だった。補強ポイントだった左投手を育成2人も含めて4人取れた。内野手で小濱、外野手で皆川の即戦力を1人ずつ。高く評価していた選手を予定通り取れたなという印象です。
竹丸、山城は先発で田和は中継ぎタイプ。藤井はロマン砲、岡本和真のような選手になってほしい。育成の知念は2軍戦で十分実績がある。早い段階で勝負できる。
オリックス
藤川敦也
投 延岡学園
縞田スカウト
最速153キロを投げる剛腕投手。球界を代表する投手になれる可能性を秘めた逸材
岸田監督
100点満点だと思っています。じっくり育ってくれることを目標にしています。将来のオリックスを見据え、ワクワクする選手がいっぱい指名できたと思います。
ドラフト1位藤川選手は力強い真っ直ぐを持っているし、球界を代表する投手になれると思います。楽しみですね。2位の森選手も快点数があり、本当にワクワクする選手。球の強さも十分ありますからね。
DeNA
佐々木麟太郎
小田康一郎
内 青山学院大
稲嶺スカウト
バットコントロールに長打力が備わった強打者。ボールを見極め出塁にも貢献できる。
木村社長
全体としては上位でスケール感のある選手たちを取れて、下位ですぐ戦力になるような選手たちを取れた。全体としてバランスの良い指名ができた。既存の選手たちの層も徐々に厚くなっているので、1年目から割って入れればうれしいことですけど、5人とも中長期的にチームの底上げ、上乗せになってくる選手。短期も中長期的にも想定しながらとった選手たちです。
日本ハム
大川慈英
投 明治大
山本スカウト
奪三振率の高さも魅力の一つ。大学4年間は全て救援登板で、勝負どころの経験値は群を抜く。
木田GM代行
98点。2回外したんで。新城監督と自分が1点ずつマイナス。くじで縁がなかった選手はいたけど、その中でファイターズとしてしっかり評価して来てほしい選手をしっかり指名できた。去年は投手を多めに取っていたので、年齢層や能力などをいろいろ考えた。いいドラフトだったなと思う。
二刀流の横山は基本、ピッチャーで考えています。
阪神
立石正広
内 創価大
吉野スカウト
力強いスイングが魅力の右の強打者。ちょうだりょくも併せ持つ将来の中軸候補。大学NO.1スラッガー。
竹内球団本部副本部長
今年のチームのドラフトの方針といいますか、打てる野手を取っていこうという狙いがありました。
立石は打てますし守れますし華がある。そのあたりももちろん評価して、入札させていただきました。
支配下で5人、育成で2人というのは当初からの予定でしたので、しっかりと補強ポイントを含めて、いいドラフトができたかなと思います。
ソフトバンク
佐々木麟太郎
内 スタンフォード大
嘉数スカウト
ひとりの人間としても素晴らしく、将来球界を背負って立つ人材として素質あり。
永井編成本部長
佐々木は抽選になると思ってなかったですけどCBO強いですね。良かったです。
ドラフトはイメージ通りにいけました。イメージしてなかったのが1位が抽選になったこと。来年1軍の戦力になってくれるんじゃないかなという投手も取ることができたので、よかったんじゃないかなと思います。
この記事を書いた人
yuki

 1996年よりドラフト会議ホームページを解説し、30年間に渡ってドラフト候補選手の分析や12球団のドラフト会議の指名を分析してきました。
 雑誌「野球太郎(http://makyu.yakyutaro.jp/)」にも執筆。
 2008年からはドラフト会議に関する情報を毎日投稿しており、2024年時点で23,000以上の記事書いています。
 また、ドラフト候補の動画とみんなの評価サイト(player.draft-kaigi.jp)では、みなさまがおすすめするドラフト候補選手が、これまでに3万5千人以上登録されておりその評価も行っています。

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