【高校野球】神奈川の主役たちが春の試練、桐光学園の151キロ右腕・林晃成投手と法政二の4番・榑松正悟選手は再起誓う

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春季高校野球神奈川県大会は11日、サーティーフォー保土ケ谷球場などで3回戦が行われ、夏のシード権を巡る激しい争いが繰り広げられた。プロ注目の最速151キロ右腕、桐光学園の林晃成投手(3年)は、9回の救援マウンドで制球を乱し、勝利のなかで悔しさを噛み締めた。また、昨秋の県準優勝校・法政二は慶応に3-7で敗れ、夏のシード権を取れず、巨人のスカウトディレクターを父に持つ4番の榑松正悟内野手(3年)は、強豪・慶応との「個の力の差」を痛感しながらも、ノーシードから頂点を目指す夏への逆襲を誓った。

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プロ注目右腕の林晃成が救援で制球を乱し2失点

林晃成投手にとって、この日のマウンドは厳しい教訓となった。5点リードの9回無死一、二塁、3番手として登板。最初の打者を空振り三振に仕留めドラフト候補の貫録を見せるかに思われた。しかし、そこから突如として制球を乱す。3つの四死球に暴投が重なり、被安打ゼロながら2点を献上。後続を断ち切りチームは勝利したものの、役割を果たせなかった自分を厳しく責めた。

「気持ちが先走って、力が入りすぎました。肘が抜けやすい。どうしても球が上ずってしまう。パチンとはまれば下にたたくんですが(日刊スポーツ)。」とフォームの崩れを冷静に分析した。

昨年12月にコーチの助言を受けて進路を「プロ一本」に絞り、冬のトレーニングで球威を大幅に向上させてきたが、実戦での「勝たせられる投手」への道のりはまだ遠い。求められるレベルは高いが、「それが自分の評価にもつながるので」と表情を引き締める。191センチの長身から放たれる角度ある直球をいかに制御できるか。修正能力が問われる次戦が注目される。

巨人SDを父に持つ法政二の4番・榑松正悟は慶応に脱帽

一方、法政二の4番・榑松正悟選手は、名門・慶応の厚い壁に直面した。注目を集めた一戦、榑松選手は3打数1安打と意地を見せたものの、チームは終始劣勢を強いられた。スイングスピード、走力、そして投手陣の球威。慶応が示した「全国レベル」のパフォーマンスを、榑松選手は真っ向から受け止めた。

「慶応さんに力負けしたというか、個人、個の差というところで結構大きいところが見られた。レベルが高いと感じました(日刊スポーツ)。」

榑松選手の父は、読売ジャイアンツのスカウト部門を統括する榑松伸介スカウトディレクターだ。多くの逸材を見極めてきた父の眼を意識しつつも、チームを勝たせることを最優先に考えてきた。夏のシード権を逃し、ノーシードからの最後の夏となることが決まったが、「個人の力もそうですが、チーム力をもう少し上げていけたらと思います(日刊スポーツ)」と語った。

【林 晃成】 プロフィール

  • 氏名: 林晃成(はやし・こうせい)
  • 所属: 桐光学園高校(3年)
  • 出身: 千葉県
  • ポジション: 投手
  • 投打: 右投右打
  • 身長・体重: 191cm、87kg
  • 主な特徴や実績: 最速151キロを誇る神奈川の大型右腕。冬の筋トレで球速を9キロアップさせた。救援登板での制球に課題を残したが、高い奪三振能力と将来性は世代屈指。進路はプロ志望を明言している2026年ドラフト候補。

【榑松 正悟】 プロフィール

  • 氏名: 榑松正悟(くれまつ・しょうご)
  • 所属: 法政二高校(3年)
  • 出身: 東京都
  • ポジション: 内野手(三塁手)
  • 投打: 右投右打
  • 身長・体重: 178cm、80kg(推定)
  • 主な特徴や実績: 巨人の榑松伸介スカウトディレクターを父に持つ、法政二の不動の4番打者。昨秋の県大会準優勝に貢献。高いミート力と勝負強さが武器で、慶応戦でも安打をマーク。夏のノーシードからの躍進を狙う。
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この記事を書いた人
yuki

 1996年よりドラフト会議ホームページを解説し、30年間に渡ってドラフト候補選手の分析や12球団のドラフト会議の指名を分析してきました。
 雑誌「野球太郎(http://makyu.yakyutaro.jp/)」にも執筆。
 2008年からはドラフト会議に関する情報を毎日投稿しており、2024年時点で23,000以上の記事書いています。
 また、ドラフト候補の動画とみんなの評価サイト(player.draft-kaigi.jp)では、みなさまがおすすめするドラフト候補選手が、これまでに3万5千人以上登録されておりその評価も行っています。

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