阪神ドラフト1位・近本光司選手が垂直飛び92cm

阪神ルーキーニュース

阪神のドラフト1位・近本光司選手が、11日に体力測定を行い、垂直飛びで92cmを記録した。

30m走でもルーキートップに

阪神のドラフト1位・近本光司選手は、12月2日に行われた阪神の新人選手の体力測定に所用のため欠席しており、11日に一人、測定が行われた。

その中で垂直飛びは92cmを記録、阪神のルーキーでは横田選手が80cmを記録していたが、それを大きく上回り、チーム一といわれる糸井選手の87cmも上回る。そして、すば抜けた身体能力を持つアスリートとして注目される、ハンドボールの宮本大輔選手の84cmも上回るものだった。

また30m走では2日のドラフト2位の小幡竜平選手が3.98秒を記録し、昨年のルーキーで今年俊足選手として活躍した島田選手の3.99秒を上回って注目されたが、近本選手は3.87秒を記録し、余裕で抜き去った。チーム一のスピードといわれる植田選手に並ぶ記録で、足が注目されてドラフト1位指名されたが、やはりその足は驚異的なものだった。

近本選手の外野の守備は、かなり前に守っていても、ものすごいスピードで背走し、ジャンプ一閃、捕球をするというプレーも見せる。甲子園ではダイナミックな守備でも注目を集めそうで、阪神の試合を見る楽しみの一つになるだろう。

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その“足”は、30メートル走で3秒87を計測した。ドラフト2位の小幡(延岡学園)が2日の測定で新人唯一の3秒台となる3秒98を出したが、一気に抜き去った。昨年の新人トップだった島田も3秒99。チームでも植田や江越に匹敵するスピードを示した。

スパイダーマン化も夢じゃない。中堅を守る近本は入団前から「甲子園は右中間や左中間が深い」と聖地での守備のイメージを高め続けている。10年に広島の赤松がフェンスをよじ登り、ホームラン級の当たりを好捕してジャンプ力を見せつけた。甲子園の外野フェンスに飛びついてボールをキャッチ―、なんていう夢も膨らむ数値だ。

近本自身は至って冷静だが、最近では13年横田の80センチが最高で、若手随一の身体能力を誇る藤浪でも78センチだった。極め付きは「超人」と称され、走攻守3拍子を高レベルで兼備する糸井の87センチも上回っている点だ。同じ外野手だけに、プロ入り前の「糸井超え」は何とも頼もしい限りだ。

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