立教大で、プロが注目しながらもドラフト会議で指名漏れとなった山田健太選手が、日本生命の最終入社試験を受けた。このほかに、東海大の斎藤礼二投手、同じくドラフト指名漏れをした近大工学部の石伊雄太捕手などが受験した。
「最初は切り替えることが難しかった」
山田健太選手は、日本生命の最終試験を受験し「自分がレベルアップできる環境だと思う。ここで充実した毎日を送りたい。大学と違って社会人野球は一発勝負の試合が多く、高校ともプロとも違う、熱い戦いをしている印象です」と、社会人野球に向けて前傾姿勢を見せる。
強打の二塁手として注目され、今年3月に行われる予定だった侍ジャパントップチームに招集予定で、夏の侍ジャパン大学代表でも主将を務めるなど、大学野球をリードする存在だったが、ドラフト会議では指名を受けることができなかった。
山田選手は、「最初は切り替えることも難しかった。今は100%前を向いている。なんでプロに行けなかったのかと自分を分析するいい時間になりました」と話し、「魅力は長打だと思っている。長打を打てる確率を上げていかないと上には行けない」と長打力を磨くとともに、二塁手としての守備についても更に磨く。
「ドラフトが終わってから、いろいろな方に支えてもらっていたと感じている。悔しい結果でしたが、そういう、いろいろな方を喜ばせられるような選手になりたい。プロに行けなかったのが現実なので、今年行ったメンバーに負けないように成長したい」と話し、2年後のプロ入りを目指す。
またこの日の最終試験では、東海大の斎藤礼二投手、東京情報大の佐伯亮太朗投手、環太平洋大で最速151キロのリリーバー・辻祐希斗投手、強肩がプロに注目されており、侍ジャパン大学代表候補合宿の常連だった近大工学部の石伊雄太捕手、高校時代から抜群の俊足を見せていた松本渉外野手の、合わせて6人が最終入社試験を受けた。

「最初は切り替えることも難しかった。今は100%前を向いている。なんでプロに行けなかったのかと自分を分析するいい時間になりました」。まず、本職の二塁手として守備面の評価を上げていく必要があると感じている。持ち味は打撃と自他ともに認める。「魅力は長打だと思っている。長打を打てる確率を上げていかないと上には行けない」とバットマンとしての意識は変わらず高く持つ。
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