日本製鉄かずさマジックの148キロサイドハンド・瀬崎絢投手、国学院大同期の武内投手と「同じ舞台でやりたい」

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日本製鉄かずさマジックの瀬崎絢投手(23歳)がプロ入りを目指している。右サイドハンドから最速148キロの力のある球を投げ、巨人の守護神・大勢投手に似た投球を見せる。

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最速148キロのパワー型サイドハンド

日本製鉄かずさマジックの瀬崎絢投手の最大の武器は、サイドハンドから投げる最速148キロのストレートで、180cm97kgという体格から体重の乗ったストレートは、キャッチャーミットを押し込む重さがある。これに速いスライダー、チェンジアップを交え、全体的にバッターを力で押していく投球スタイルだ。瀬崎投手が目指すのは、同じ右サイドハンドでプロの世界で活躍する巨人の守護神・大勢投手だ。「動画サイトで見ています」と語るように、その投球を参考にしている。

国学院大の先輩・後輩と同じステージで

大学時代は国学院大学でプレーし、抑えとして登板をしていた。3年春のリーグ戦では、7試合10回を投げて無失点と安定感を示した。そしてチームには同学年に昨年のパ・リーグ新人王に輝いた埼玉西武ライオンズの武内夏暉投手がおり、大学時代は武内投手から瀬崎投手へのリレーがチームの必勝パターンだった。

日本製鉄かずさマジックでの背番号は「21」。これは国学院大時代に武内投手が、そして、日大豊山高校から国学院大学という同じ経歴で、東芝から2022年のドラフト1位で東京ヤクルトに指名された吉村貢司郎投手も背負った番号だ。この背番号を背負うことで、「負けてはいられない。来年は同じ舞台でやりたいです」と語り、プロの舞台で活躍する先輩と同期と、プロの舞台で対戦することを熱望している。

先発挑戦で掴んだ安定感、ドラフトイヤーの飛躍誓う

高校卒2年目となる今年、ドラフト指名が解禁となる年になるが、社会人野球で経験を積む中で、リリーフだけでなく先発として長いイニングを投げることにも挑戦している。先発について瀬崎投手は「2打席、3打席と回っても、同じように抑えられるということを強みにしていきたい」と話し、新たな役割でも安定した投球を目指している。

大学時代よりも「いい時と悪い時の差がなくなり、いつでも安定して投げられるようになった」と成長を実感している。今年、どのような場面でどんな投球を見せるのか、そして国学院大出身の投手はプロでも輝きを見せており、瀬崎投手もプロ入りしてさらにその光を増して行きたい。

瀬崎絢投手 プロフィール

  • 氏名: 瀬崎 絢(せざき しゅん)
  • 所属: 日本製鉄かずさマジック
  • 出身: 東京都
  • 生年月日: 2001年(平13年)9月30日(23歳)
  • 経歴: 日本大学豊山高等学校(3年夏東東京大会4強、背番号1)- 国学院大学(通算15試合1勝1敗防御率0.39、大学時代抑え)- 日本製鉄かずさマジック
  • 投打: 右投右打
  • 身長・体重: 180cm・97kg
  • 最速: 148キロ
  • ポジション: 投手
  • 特徴: ドラフト候補のパワー型サイドハンド。最速148キロのストレートと多彩な変化球が武器。大学時代は抑えとして無失点記録。社会人で先発に挑戦し安定感を増している。憧れは巨人・大勢。
  • 背番号: 21
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この記事を書いた人
yuki

 1996年よりドラフト会議ホームページを解説し、30年間に渡ってドラフト候補選手の分析や12球団のドラフト会議の指名を分析してきました。
 雑誌「野球太郎(http://makyu.yakyutaro.jp/)」にも執筆。
 2008年からはドラフト会議に関する情報を毎日投稿しており、2024年時点で23,000以上の記事書いています。
 また、ドラフト候補の動画とみんなの評価サイト(player.draft-kaigi.jp)では、みなさまがおすすめするドラフト候補選手が、これまでに3万5千人以上登録されておりその評価も行っています。

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