明大・山崎福也投手が福岡ソフトバンク3軍相手に3回3失点も広島スカウト部長が評価

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 明治大と福岡ソフトバンクの3軍がプロアマ交流戦を行い、今年のドラフト上位候補左腕・山崎福也投手が登板した。

4回から登板

 明治大・山崎福也投手は今年のドラフト上位候補の左腕投手で、186cmの長身から最速149km/hの速球を投げる。今年は春のリーグ戦で防御率1.84を記録したものの3勝2敗、また侍ジャパン大学代表に選出されて臨んだハーレムベースボールウィークでも先発から外れ、中継ぎで3試合に登板したものの調子は良くなかった。

 先日行われた東京六大学のオールスター戦でも登板が無く心配されていたが、この日は4回から2番手として登板した。4回はランナーを貯めた後に勧野甲輝選手にタイムリーを浴びた後にエラーで失点し、3回を投げて2安打3失点という内容だった。

 

広島・苑田スカウト部長は評価

 それでも視察した広島の苑田スカウト部長は、「球持ちがよくなり、変化球の切れが春よりずっといい。秋が楽しみ」と評価した。広島は明治大の野村祐輔投手を粘り強く視察し、東洋大・藤岡貴裕投手、東海大・菅野智之投手がいる中で一本に絞って獲得した経緯がある。後輩の山崎投手ものどから手が出るほど欲しい左腕投手の先発候補という事もあり、上位候補のリストには入っていそうだ。

 またその他の情報では福岡ソフトバンク、巨人等のスカウトも訪れていたようで、さすがに注目度は高い。調子はまだまだのようだが、ドラフト1位で指名を得るためには秋のリーグ戦で春以上のピッチングは不可欠だと思う。秋のリーグ戦のピッチングに注目したい。

  明大は26日、ソフトバンク3軍とのプロ・アマ交流試合を行い、2-3で敗れた。エース左腕・山崎(4年)は四回から登板し、3回2安打3失点も自責は0。「気持ちを入れて投げた。もっとリズムをよくすれば、点も取られなかったと思う」と反省した。プロ各球団の高評価は変わらず、広島・苑田統括部長は、「球持ちがよくなり、変化球の切れが春よりずっといい。秋(9月13日開幕のリーグ戦)が楽しみ」と期待した。

この記事を書いた人
yuki

 1996年よりドラフト会議ホームページを解説し、30年間に渡ってドラフト候補選手の分析や12球団のドラフト会議の指名を分析してきました。
 雑誌「野球太郎(http://makyu.yakyutaro.jp/)」にも執筆。
 2008年からはドラフト会議に関する情報を毎日投稿しており、2024年時点で23,000以上の記事書いています。
 また、ドラフト候補の動画とみんなの評価サイト(player.draft-kaigi.jp)では、みなさまがおすすめするドラフト候補選手が、これまでに3万5千人以上登録されておりその評価も行っています。

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