新潟大で関甲新大学野球リーグを代表するスラッガーの田西誓選手が、進路をプロ一本に絞った事がわかった。弟の田西称選手(小松大谷)が昨夏の甲子園で活躍を見せていた。
ベストナイン2度
田西誓選手は179cm93kgの左のスラッガーで、小松高校から新潟大に進むと、2年秋に捕手でベストナイン、3年春にはリーグ2位の打率.548を記録、9試合で17安打と最多安打のタイトルを獲得して三塁手としてベストナインに選ばれた。
「それまでは社会人かプロでやりたいと思っていたんですけど、タイトルを獲らせてもらって上でやれるかもしれんと思って」とプロでやれる自信を持ち始め、冬に実家に戻ると「せっかくならプロでやりたい」と両親に伝えたという。
弟の田西称選手も実家に戻っていた。この夏の甲子園では2年生で小松大谷の主軸をうち、素晴らしいフルスイングで豪快な打撃を見せ、大阪桐蔭を破るなどチームのベスト16入りに貢献した。「弟があまり野球の話をしたがらない」と笑うものの、今年は弟もドラフト候補として注目されている事に、大きな刺激を受けていることは間違いない。
「順位は関係ない。とりあえずプロの世界に入る。入ってしまえばあとは競争なので」と話す。今年も昨春のような打撃に、更に長打力と守備も磨き、巨人にドラフト3位で指名された荒巻悠選手くらいに高く評価される選手になって欲しいと思う。
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