大学野球選手権(2025)の出場決定速報

2025年ドラフトニュース大学野球ドラフトニュース

大学野球選手権大会(6月9日~)に出場するチームと、主な注目選手を簡単にまとめます。

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大学野球選手権出場大学一覧

リーグ 出場大学 注目選手
北海道学生野球連盟
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東農大北海道 6大会連続21回目の出場。
エースの渡辺恵多投手は上背はないが147キロの直球を投げ、カットボールを駆使してコントロール良く抑えていく。153キロ右腕・神宮僚介投手が昨夏に手術をしており復帰も待たれる。
札幌学生野球連盟
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北海学園大 4年ぶり21回目の出場。
159キロ右腕の工藤泰己投手はドラフト上位候補として注目される。ストレートの強さとともに変化球もしっかりと投げられる。153キロ右腕の高谷舟投手や145キロ左腕の木村駿太投手、野手も遊撃手の常谷拓輝選手などがおり、攻撃も粘り強い。
北東北大学野球連盟
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青森大学 17年ぶり11度目の出場。
投手は190cm右腕の藤沢主樹投手と経験豊富な坪田幸三投手から185cm3年右腕・小金井凌生投手などをつなぎ、3年のリリーフエースで140キロ中盤を記録する・木村駿介投手へつなぐ。鈴木颯大捕手も安定したリード見せる。
攻撃では1番センターの川満真選手が四球で出塁し盗塁を決めるほか一発がある他、2本塁打7打点の松井陽真選手など打撃見せる。
仙台六大学野球連盟
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東北福祉大 3年ぶり37回目の出場。
エース・櫻井頼之介投手は140キロ中盤の速球と変化球もキレが良く、三振を奪って抑えていく力がある。157キロ右腕の堀越啓太投手、150キロ右腕の滝口琉偉投手、3年生の猪俣駿太投手も153キロを投げ、充実した投手陣が光る。
南東北大学野球連盟
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東日本国際大 4年連続出場
昨年、選手権で華々しい活躍を見せた藤井優矢投手に続くように、エース・阿字悠真投手が4勝0敗、防御率0.30と存在感がある。同じく4年の谷地亮輔投手も動く球でエースを支えるほか、1年の岡本琉奨投手もその実力を見せている。
野手は来年のドラフト候補として注目される3年の黒田義信ら選手が今季も打率.355を高い打率を維持し、打撃センスの高い須貝将希選手が12打点を挙げる。2年の山本迅斗選手が黒田選手以上のスピード感を見せるのも楽しみ。
千葉県大学野球連盟
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城西国際大 3年・西村知紘投手と4年・晒谷貫太投手が粘りの投球でそれぞれ4勝。打線も3年・小林飛雄馬選手と4年の藤本空捕手が高い打率を誇り、繋がりだすと下位打線までヒットが続く。
関甲新学生野球連盟
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上武大 2年連続20度目の出場。投手陣は4年左腕の井出海翔投手がフル回転し4勝0敗と大黒柱。3年・最速150kmの木口永翔投手も注目される。野手では、4番・平井宏幸選手が一塁手で出場し打率5割を超す活躍で手が付けられない。昨春1年生でMVPの俊足外野手・岡村シルバー魁人選手(2年)と今季8盗塁のプロ注目の俊足・菰田朝陽選手の走塁に、5番をなどを打つ4年の西原太一選手も痛烈な打球で打点を稼ぐ。
東京新大学野球連盟
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創価大 2年ぶり25回目
立石正広選手は今年のドラフトの超目玉で阪神・佐藤輝選手クラスになりそう。打撃だけでなく肩の強さもプロでもトップクラスで足も速い。
投手では190cmリリーバーの山崎太陽投手が150キロ級の球を投げ、エース・齋藤優羽投手と石田陵馬投手など4年生中心の投手陣に、リードする古和田大耀捕手も安定
東京六大学野球連盟
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早稲田大 伊藤樹投手はチェンジアップなどの変化球を使った投球で6勝0敗、ギアをアップさせて150キロで力押しもできる。勝負どころで勝利を引き寄せるエース。リリーフの田和廉投手も高校時からの球の伸びに力も加わってきた。
野手では3年の寺尾拳聖選手が打率.422を記録、打点王となった勝負強さが光る。主将の小澤周平選手、尾瀬雄大選手、石郷岡大成選手、吉田瑞樹選手など攻守に鍵となる選手が多い。
東都大学野球連盟
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青山学院大 エース・中西聖輝投手は東都6勝、152キロの速球を投げるがストレートの角度とコントロール、変化球を織り交ぜた投球が魅力。スラッガーの小田康一郎選手、初谷健心選手も注目。大型左腕のヴァデルナフェルガス投手も安定感があり、さらに来年ドラフト1位候補の鈴木泰成投手と渡部海捕手も注目される。
首都大学野球連盟
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東海大 3年ぶり40回目の出場
主将で1番の大塚瑠晏選手が打率.419で首位打者、打球も強くなった。高校時から評価の高いショートの守備も注目。捕手の柳元珍選手も打率が高く打点も多い。
投手は3年の米田天翼投手が6勝で優勝の立役者、リリーフで強い球を投げる求航太郎投手、森木千汰郎投手は150キロ超の球があり、2戦目先発の庄田聡史投手は技巧派。
神奈川大学野球連盟
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神奈川大 3年ぶり28回目の出場
投手陣では、長身アンダースローの松平快聖投手(3年・市原中央)がエースとしてチームを牽引。37回を投げて防御率2.19、1完封勝利と安定した投球を見せる。、同じく4年の上村海斗投手(三浦学苑)も先発で2勝、リリーフで本間乃空投手(4年・八戸工大一)が防御率0.73と安定し、大型で148キロ右腕の3年・本間陸斗投手も球威を見せている。
野手では、健大高崎で注目された高山裕次郎選手が打.422でリーグ2位の成績を見せており、スラッガーの金子京介選手が4本塁打を放っている他、3年で来年注目の岩田悠聖選手、神田剛志選手も打率を残している。
4年の丸木悠汰捕手、吉岡道泰選手も打線に活気をもたらす。
愛知大学野球連盟
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中京大 2大会連続21回目の出場
プロ注目の153キロ右腕・高木快大投手は5勝、防御率1.71という数字が騒がれないほどに高いレベルで安定している。昨年侍ジャパン大学代表のエース格で今年も日米大学野球での活躍が期待される。2年の148キロ右腕・伊藤幹太投手も5勝を挙げ、奪三振で高木投手を上回った。防御率も争う所まで来ている。
打者ではプロ注目の秋山俊選手が4本塁打と15打点で現時点で首位、打率.388とアベレージも残す。2年の江崎直人選手が20安打で打率.500と当たりを見せている。
東海地区大学野球連盟
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日大国際関係 林京平投手は152キロの速球を投げ、体のサイズもあり安定感もあるエースでプロも注目している。1年の竹内界翔投手も高校時代から強い球を投げていた投手で優勝に大きく貢献した。
打者では1番センターの石川蒼選手が高打率で出塁し、盗塁など足も良い。4番DHの木嶋康太選手も打撃強い
北陸大学野球連盟
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福井工業大 3大会連続46回目の出場
3年生で170cm左腕の藤川泰斗投手が主戦で4勝、防御率0.82でトップの成績を残す。野手ではスラッガーの佐藤隼太選手が2本塁打を放っており長打力に期待。野口恭平選手も打率.368で楽しみ
関西学生野球連盟
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近畿大 プロ注目の二塁手・勝田成選手がリーグ記録に迫る24安打を記録し得点が多く、阪上翔也選手も21安打を記録し打点も多かった。俊足強打の野間翔一郎選手も終盤に復帰
投手は3年の149キロ右腕・宮原廉投手がエース、昨年大学日本代表入りした技巧派左腕の野口練投手、2年の有方祥互投手が力があり、終盤は増田壮投手が安定感見せた。
関西六大学野球連盟
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大阪商業大
出場辞退
8大会連続15回目の出場
昨年も選手権で大活躍したエース・鈴木豪太投手がこの春も4勝と46奪三振でリーグトップ、防御率も0.98で2位と安定している。右の低い位置からの147キロのストレートは威力がある。野手は3年の春山陽登選手が2本塁打を放ち、2年生の中山優月選手が8打点、5盗塁と結果を残す。真鍋慧選手が故障で離脱し、他にもチームにさまざまなトラブルを抱える中でどうなるのか。
阪神大学野球連盟
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大阪産業大 21年ぶり2回目の出場
主将で4年・強肩強打の捕手小出望那選手はドラフト候補として注目、大学日本代表候補合宿も経験。右投げサイドハンドで最速147kmのプロ注目長友一夢投手と技巧派左腕・髙橋克弥投手の投手陣と、1番ショートの米田光希選手に、報徳学園出身の吉矢泰誠外野手や辻鈴太一塁手など勝負強い打撃を見せる下位打線など、4年生が中心に引っ張る。
近畿学生野球連盟
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奈良学園大学 7年ぶり22回目の出場
185cm92kgの右の大型のスラッガー松林克真選手がプロ注目、捕手の守優雅選手やショートの本間悠人選手など、センスある野手が固める。投手では先発の八木唯斗投手と矢川幸司郎投手の3年生コンビが抑え、4年生の平野健太投手がリリーフで抑える。
京滋大学野球連盟
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佛教大 190cmから149キロの速球を投げ下ろし、スプリットでタイミングを外す赤木晴哉投手と、180cmから148キロの合木凛太郎投手がプロ注目。3番サードの岩本和弥選手が打率.483で首位を走り。3塁打など長打も見せる。二塁手の本間賢人選手も6番を打ち打点を挙げる。
広島六大学野球連盟
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近大工学部 2番で主にサードで出場する小林聖矢選手が18安打11打点の活躍。投手は140キロ中盤から後半を記録する伊藤颯太朗投手が3勝を挙げ、イニングを上回る奪三振を記録する。石津慶大投手も安定感あり2勝をマーク。
中国地区大学野球連盟
リーグHP
東亜大学 4年ぶり12回目
春4勝1敗のエース・藤井翔大投手は嘉穂東出身、捕手のミットにきっちり投げられる制球力が武器。打者では7番の竹村春希選手が7番打者ながら高打率を残すが、齊郷竜馬選手、禮颯哉選手、玉岡叶夢選手の上位打線も勢いに乗ると止まらない。
四国地区大学野球連盟
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聖カタリナ大学 初の出場。4年の岩川慎之介投手が7勝の活躍で優勝の立役者。3年・高橋圭佑投手も2番手で粘りを見せる。捕手の福岡渉選手が好リードする。攻撃では1番・門田啓誠選手が出塁しチャンスを作る
九州六大学野球連盟
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西南学院大学 2年ぶり8回目の出場
190cm90kgの左の強打者・栗山雅也選手が注目。投手では2年の柳原創投手、小金丸誠剛投手がつなぎ、リリーフで主将の井村将己投手がきっちり抑える。
福岡六大学野球連盟
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九州産業大 3大会連続24回目
プロ注目の大嶋柊投手と水崎康平投手の4年生の2枚看板が非常に安定し、今春はともに4勝を挙げた。140キロ後半の速球に変化球も使って粘る投球もできる。
九州地区大学野球連盟 北部
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久留米工業大 初出場
日本文理大に勝利して昨秋に続いて2季連続優勝で大学野球選手権初出場、MVPを獲得した捕手の北野雄誠捕手と、腕の振りが良く粘りの投球ができる左腕の林怜央投手のバッテリーが中心
九州地区大学野球連盟 南部
リーグHP
東海大九州C 右サイドハンドの4年・江口晶大投手と147キロ右腕の1年生・寺尾凌太投手のリレーで勝利する。山下敬大選手、諏訪一輝選手、白川竜也選手といった打線が繋がりを見せるか

 

この記事を書いた人
yuki

 1996年よりドラフト会議ホームページを解説し、30年間に渡ってドラフト候補選手の分析や12球団のドラフト会議の指名を分析してきました。
 雑誌「野球太郎(http://makyu.yakyutaro.jp/)」にも執筆。
 2008年からはドラフト会議に関する情報を毎日投稿しており、2024年時点で23,000以上の記事書いています。
 また、ドラフト候補の動画とみんなの評価サイト(player.draft-kaigi.jp)では、みなさまがおすすめするドラフト候補選手が、これまでに3万5千人以上登録されておりその評価も行っています。

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