西南大が55年ぶりに優勝、元プロ選手2人をコーチに迎えて

大学野球ドラフトニュース

 九州六大学リーグでは、西南大が北九州市立大との優勝決定戦で6-2で勝利し、55年、109季ぶりの優勝を決めた。元プロ野球選手の投手だった竹下慎太郎コーチ(2000年横浜ベイスターズドラフト8位)、スラッガーだった川口憲史コーチ(1994年近鉄バファローズドラフト4位)を招聘し、優勝を果たした。

打撃10位、ベストナインに一人も入らなくても

 元プロ野球の投手コーチ、野手コーチを招聘して優勝をしたといっても、エースで今季5勝を挙げた下津浦啓太投手は177cmの投手で最速は143km/hと、球速は大学ではそこそこの投手だろう。それでも今季5勝を挙げMVPに輝いた。打者については、ベストナインにも打撃10傑にも一人も入っていない。

 選手を集めて強くなったのではなく、チームにいる選手を鍛え挙げての優勝だった。下津浦投手も「竹下コーチに配球について学んだ。ボール球を使うことも教わった」と話し、川口コーチも「選手が気持を忘れていた」と戦う気持ちから指導したようだ。

 ドラフト的にみると、注目しておきたい選手は少ないチームだと思われるが、チームとしてどんな戦いを見せるのかは非常に興味がある。そしてこの優勝で、有力な選手も入ってくるようになると、福岡大、九国大などの間に西南学院大が加わってくるかもしれない。

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