亜細亜大、2年生の中村稔弥投手が6試合で防御率0.00、優勝に王手

水本弦, 京田陽太, 亜細亜大, 日本大, 中村稔弥

東都大学リーグは亜細亜大が日本大に勝利し、優勝に王手をかけた。2年生の中村稔弥投手が5安打完封勝利。

防御率0.00

2年生の中村稔弥投手は清峰高校出身の左腕で、最速は140キロ前後の速球を投げる。もともとは先発の構想には入っていなかったものの、今季開幕で2連覇した亜細亜大の生田監督が、投手に四球を与えないことを求め、リリーフで登板しコントロールの良さを見せていた中村投手を専修大戦の2戦目の先発に抜擢すると9回を4安打13奪三振1失点(自責点0)で完投勝利を挙げた。

そしてこの日は優勝がかかった大事なカードの初戦に中村投手が先発すると、9回を投げて5安打7奪三振で完封、プレッシャーを感じさせない投球で見事な投球を見せた。試合後のベンチ裏では生田監督から「ナイスピッチング!」の声がかかったという。

これで中村投手は先発2試合、そしてリリーフ4試合と合計6試合27回を投げて防御率は0.00となった。同じく丁寧なピッチングで先発を任される山田義貴投手とともに亜細亜大をここまで持ってきた立役者だ。

日大・京田陽太選手は胴上げ阻止狙う

対する日大はプロ注目の京田陽太選手が4打数1安打、今季は守備はもちろんのこと打撃でも成長が期待されたが、打率.238と成績を伸ばすことはできなかった。また主将としても今季は4位となり結果を出せなかった。

その京田選手は、「あした、あさって勝って勝ち点を取りたい」と話した。亜細亜大の主将は、石川・白山能美ボーイズでともにプレーした水本弦選手で、「絶対に胴上げさせない」と宣戦布告をしていたという。

水本選手は大阪桐蔭時代に藤浪晋太郎投手などとともに春夏連覇を達成したチームの主将を務め、さらにU18代表でも主将を務めた。そして大学でも主将を務め優勝を勝ち取ろうとしている。ドラフト候補としても注目されるが、主将としての力は素晴らしい。

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試合後のベンチ裏。生田勉監督から「ナイスピッチング!」と声を掛けられた中村稔は照れくさそうに笑った。秋春連覇に王手をかけるリーグ戦初完封。今季は6試合27回を投げて自責0(失点1)だ。

試合前には石川・白山能美ボーイズ時代のチームメートで亜大主将の水本に「絶対に胴上げさせない」と“宣戦布告”していたが、初戦を落とした。「守備、走塁ミスが多いと、こういう試合になる」と自身の悪送球を含め、乱れたプレーを悔やんだ。「あした、あさって勝って勝ち点を取りたい」と旧友の優勝を全力で阻止することを誓った。


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