日米大学野球、エースとしての活躍が期待されていた藤岡貴裕投手。
しかし、大学選手権からの疲れがあり、合宿や練習試合でも登板機会が少なく調整が難しい状況だった。また予定だった第2戦が雨のためスライド登板となり、試合前には軸足となる左足をつるアクシデントもあって厳しい状況だった。6回まで9奪三振無失点と好投したが、7回に4連打で4失点、一気に逆転を許してしまう。本人も「抑えようという気持ちが強すぎて、逆に空回りした」とコメント、疲れや調整不足によってスタミナが十分でなかった。
しかし第5戦では2番手で登板しノーヒットに抑えるなど、トータルで11奪三振、2戦目の7回以外は全く危なげない投球を見せている。この投球に米国のジェイミーソン監督も「17番(藤岡)と18番(菅野)が印象的だった」とコメント、もちろんメジャーのスカウトも高い評価をしている。
日本に帰り、ドラフトに向けて周囲は騒がしくなるだろう。まずは疲れを取って、最後のリーグ戦に向けてゆっくりと調整をしてほしい。
Game2 6回 6安打 9奪三振 自責点3 ※敗戦投手
Game5 2回 0安打 2奪三振 自責点0
Total 8回 9安打 11奪三振 自責点3
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