東洋大・島田舜也投手に中日・阪神など6球団視察、149キロ投球にDeNA「エンジン大きい」

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東洋大が東京ガスとオープン戦を行い、ドラフト1位候補として注目される島田舜也投手が先発し、5回を4安打3奪三振無失点に抑えた。この試合には中日、横浜DeNAなど6球団のスカウトが視察に訪れた。

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「しっかりとテーマを持って」

島田舜也投手185cmの大型右腕投手で、最速154キロの速球を投げる投手として注目されている。特に昨秋は東都2部ながら主に先発で5勝を挙げ、チームの1部昇格の立役者の一人となった。

今季は3月初旬に体調を崩し、8日に今季初登板として2イニングを投げていたが、この日の東京ガス戦に先発すると最速は149キロを記録、まだまだ本来の調子ではないものの、5回を投げて4安打3奪三振無失点に抑えた。

この冬は「力感のないフォームから質のいい直球を投げることを目標にしてきた」と話し、「球速を抑えめでも、直球で空振りとかファウルをとれたのは球質が上がったのだと思う」と東京ガス打線を球の質で抑えた事に手応えを感じていた。

この日は中日、阪神、横浜DeNAなど6球団のスカウトが視察をしたが、横浜DeNAの河原スカウトは「力を入れたボールは、ビュッと来ていた。やはりエンジンは大きい。しっかりテーマをもって取り組めているのがいい」と話し、昨年からの成長についても評価した。

横浜DeNAは昨年のドラフト会議で、2位で篠木健太郎投手を指名しているが、島田投手は木更津総合の1年後輩となる。昨年は1位でも右腕の竹田祐投手を獲得しており、右腕投手の上位指名が続くかはわからないが、今季の戦いの中で外国人だよりの状態が続くようであれば島田投手の指名もかなり有力なものになっていくと見られる。

今春は東都リーグ1部で登板する島田投手、春のリーグ戦では非常に注目されることになると思う。この春にリーグ戦で5勝など圧倒的な投球をして、ドラフト1位指名を確約してしまいたい。

今年の大学生の右投手では東北福祉大の堀越啓太投手が160キロ前後の球を投げるリリーフタイプの投手として注目されるが、同じく注目されそうなのが青山学院大の中西聖輝投手、日大の市川祐投手、亜細亜大の齊藤汰直投手という東都勢で、東都リーグの投手7人がドラフト1位指名された2023年のドラフト会議のように、大学生投手、東都リーグの投手が上位指名を占めてくる可能性もある。いずれにしても東都リーグは毎試合、多くのスカウトが注目する事になりそうだ。

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yuki

 1996年よりドラフト会議ホームページを解説し、30年間に渡ってドラフト候補選手の分析や12球団のドラフト会議の指名を分析してきました。
 雑誌「野球太郎(http://makyu.yakyutaro.jp/)」にも執筆。
 2008年からはドラフト会議に関する情報を毎日投稿しており、2024年時点で23,000以上の記事書いています。
 また、ドラフト候補の動画とみんなの評価サイト(player.draft-kaigi.jp)では、みなさまがおすすめするドラフト候補選手が、これまでに3万5千人以上登録されておりその評価も行っています。

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