福岡ソフトバンクと横浜DeNAが吉村裕基選手トレードに基本合意

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 福岡ソフトバンクが横浜DeNAの吉村裕基選手の獲得を目指しているというスポーツ報知の報道が今日も続いている。両球団は基本合意はしているといい、福岡ソフトバンクは神内靖投手を候補としているようだ。また複数人のトレードとなる可能性もある。

 神内靖投手は延岡学園出身で2001年にドラフト4位で福岡ダイエーに指名されると、2006年には先発として6勝3敗を挙げたものの、ここ数年は登板機会が減り、2012年は中継ぎとして20試合に登板し4ホールド、防御率5.47。

 福岡ソフトバンクはドラフト2位で伊藤祐介投手、5位で笠原大芽投手と2人の左腕投手を獲得し、左腕の層が厚くなったと判断したのだろうか。また横浜DeNAはここの所左投手を相次いで獲得したものの、まだまだ活躍できている投手が少ない。

 またスポーツ報知では横浜は山本省吾投手、福岡ソフトバンクは大場翔太投手も候補として複数トレードになるかもしれないと書いている。山本省吾投手は横浜とオリックスの間で寺原隼人投手と交換トレードで横浜入りした投手、FAで移籍が決定的といわれる寺原隼人と共に来年福岡ソフトバンクでプレーするかもしれない。

 

 DeNAは吉村裕基外野手(28)のトレード移籍が、ソフトバンクと基本合意したことが4日、分かった。08年に34本塁打を放つなど、ソフトバンク側は通算111本塁打の長打力を評価。左腕の神内靖投手(29)を軸に交渉を進め、近日中に発表される見通しだ。

 

 主将の小久保が今季限りで現役を引退し、ソフトバンクでは右の大砲が手薄だった。この日、球団関係者は「チーム状況を踏まえた上で、幅広く調査している」と説明。5年連続最下位に終わったDeNAが投手陣の再建、左腕不足に悩んでいることもあり、両球団の思惑が一致した形だ。

 

 吉村、神内ともに1軍で実績のある選手。さらにDeNAは山本省吾投手(34)、ソフトバンクも大場翔太投手(27)を候補に挙げ、今後は複数のトレードに発展する可能性が高い。

この記事を書いた人
yuki

 1996年よりドラフト会議ホームページを解説し、30年間に渡ってドラフト候補選手の分析や12球団のドラフト会議の指名を分析してきました。
 雑誌「野球太郎(http://makyu.yakyutaro.jp/)」にも執筆。
 2008年からはドラフト会議に関する情報を毎日投稿しており、2024年時点で23,000以上の記事書いています。
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