中大準硬式が4連覇達成、152km/hの清水彰仁投手がエース

大学野球ドラフトニュース

 準硬式野球は関東地区大学・社会人王座決定戦が行われ、中央大が4連覇を果たした。

 152km/h記録

 この大会の初戦となる11月2日の三井住友海上火災保険戦には4年生の清水彰仁投手が登板すると、調子が良かったが「気を引き締めた」と話し8回まで無失点を続ける。そして9回、自己最速となる152km/hを記録する全力投球を見せて見事完封勝利を挙げた。

 そしてこの日の決勝の明治大戦ではリリーフとして7回から登板したが、調子は悪く2ランホームランを浴びるなど2失点、しかし9回には最速148km/hを記録して抑えた。3回を投げて4安打3奪三振1四球で2失点という内容だった。

甲府商出身

 清水彰仁投手は甲府商出身で、1年生夏に甲子園に出場し初戦の境高校戦で1イニングを投げ、120km/h台の速球ながら1安打無失点に抑えた。その後3年生までにストレートは143km/hを記録するまで成長したが、大学では準硬式に進む。

 中央大準硬式野球部では池田監督が「楽天のマー君のようなもの」と絶大の信頼を寄せられていた。

準硬式でもこれだけの投球を見せる投手がいる。日本の野球は奥が深い。

 初回から好調だった清水は2回2死から安打を許すも「気を引き締めた」(清水)ピッチングで本塁を踏ませない。3回以降8回まで清水が走者を出したのはわずかに二人。池田監督が「楽天のマー君のようなもの」と評するほどの寄せ付けない投球で相手スコアボードにゼロを積み重ねる。

 中略 

 最後は「自分の球に自信を持って、試合を楽しめた」(清水)と9回に自己最速の152kmをマークし、見事完封。関東王座四連覇に向けて、初戦としては投打のかみ合った完璧なスタートを切った。

この記事を書いた人
yuki

 1996年よりドラフト会議ホームページを解説し、30年間に渡ってドラフト候補選手の分析や12球団のドラフト会議の指名を分析してきました。
 雑誌「野球太郎(http://makyu.yakyutaro.jp/)」にも執筆。
 2008年からはドラフト会議に関する情報を毎日投稿しており、2024年時点で23,000以上の記事書いています。
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