慶応大・谷田成吾選手が本格化!立教大・大城滉二、佐藤拓也選手も高打率

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 東京六大学の立教大vs慶応大の試合は立教大が2年生エース・沢田圭佑投手の2失点完投で立教大が勝利した。この日は立教大の1番・佐藤拓也選手と3番・大城滉二選手がマルチヒットを記録し、慶応大は谷田成吾選手が打った瞬間にわかる特大のホームランを放ち、今季3号とした。

谷田成吾選手、高橋由伸2世に

 この日の谷田成吾選手は4打数1安打だったが、打席での内容は良かった。インコースを攻めてくる沢田圭佑投手に対しインコースを強振して対抗すると、第2打席ではインコースの球をライトスタンド中段に運ぶ今季3号ホームランを放った。

 高校時代に73本塁打を放ち、高校日本代表にも選ばれた谷田成吾選手だが、昨年春までは打率も2割前後、ホームランも1本と苦しんでいた。

 しかし昨年秋に打率.304にツーベース5本、スリーベース1本、ホームラン1本を記録すると、今季はここまで打率.314を記録し3号ホームランを放った。

 慶応大時代の高橋由伸選手のようにインコースを引っ張り高々と打ち上げるホームランは、由伸2世という言葉がようやく合うようになった。この日のホームランで来年のドラフト1位の目玉クラスになる事を予感させた。

 

立教大、下級生奮闘

 立教大は4番でドラフト候補の岡部通織選手が昨年のような爆発力が見られない中で、1番を打つ2年生の佐藤拓也選手と3番を打つ3年の大城滉二選手がマルチヒットを記録し勝利に貢献した。

 佐藤拓也選手はここまでリーグ最多安打の14安打を記録して打率.424もリーグ2位、大城滉二選手も打率.355に盗塁がリーグ断トツの8つという結果を残している。

 2年生エースの沢田圭佑投手も含めて、来年、再来年には立教大学からプロ野球選手が誕生する事になりそうだ。

 

この記事を書いた人
yuki

 1996年よりドラフト会議ホームページを解説し、30年間に渡ってドラフト候補選手の分析や12球団のドラフト会議の指名を分析してきました。
 雑誌「野球太郎(http://makyu.yakyutaro.jp/)」にも執筆。
 2008年からはドラフト会議に関する情報を毎日投稿しており、2024年時点で23,000以上の記事書いています。
 また、ドラフト候補の動画とみんなの評価サイト(player.draft-kaigi.jp)では、みなさまがおすすめするドラフト候補選手が、これまでに3万5千人以上登録されておりその評価も行っています。

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