夏の高校野球、各紙のチーム評価

高校野球ドラフトニュース2014年ドラフトニュース

 夏の高校野球は49校が出そろいました。スポーツ紙3紙のチーム評価をまとめました。

 3紙共通してA評価なのは、東海大相模、龍谷大平安、大阪桐蔭、智弁学園、明徳義塾、九州国際大付、沖縄尚学の7チーム。

 東海大相模は吉田凌投手や青島凌也投手など145km/hカルテットに2年生のホームランバッターが揃い、激戦神奈川を制して出場した事が評価されている。また九州国際大付も打撃では清水優心捕手、古澤勝吾選手など全国屈指の3年生バッターが揃い、投手も140km/h以上を記録する投手が何人も控える。

 明治神宮大会優勝の沖縄尚学、センバツ優勝の龍谷大平安は昨年秋から常に勝っている印象で、特に注目される選手が目立たないほど、チーム全体として選手に力がある。

 明徳義塾は夏5連覇で、夏3度目の出場となるエース・岸潤一郎投手を中心としたチーム力が高く、大阪桐蔭も、藤浪晋太郎投手や森友哉捕手が抜けても夏3連覇を達成するなど総合力が高い。

 智弁学園は投手力等に課題が見えるが、岡本和真選手や廣岡大志選手など打撃では全国屈指の選手がいる。

 他にAランクが付いているのが、盛岡大付、日本文理、東邦、広陵で、日本文理は飯塚悟史選手を中心に他の選手の総合力も高く、九州国際大付などに引けを取らない。広陵もまだ目立った選手はいないが下級生に素質の高い選手が揃っており、夏にブレークする選手がいるかもしれない。

 盛岡大付は松本裕樹選手がどこまで踏ん張れるか、東邦は1年生・藤嶋健人投手の活躍が期待されてのA評価だろう。

地区 学校名 日刊 報知 スポ
ニチ
北北海道 武修館 C C C
南北海道 東海大四 B B B
青森 八戸学院光星 B B B
岩手 盛岡大付 B B A
秋田 角館 C C B
山形 山形中央 B B B
宮城 利府 C C C
福島 聖光学院 B B B
茨城 藤代 C B B
栃木 作新学院 B B B
群馬 健大高崎 B B B
埼玉 春日部共栄 B B B
千葉 東海大望洋 B B B
東東京 二松学舎大付 B B B
西東京 日大鶴ケ丘 B B B
神奈川 東海大相模 A A A
山梨 東海大甲府 C B B
新潟 日本文理 B A A
長野 佐久長聖 C C B
富山 富山商 B B B
石川 星稜 B B B
福井 敦賀気比 B B B
静岡 静岡 B B B
愛知 東邦 B A B
岐阜 大垣日大 B B B
三重 三重 B B B
滋賀 近江 B B B
京都 龍谷大平安 A A A
大阪 大阪桐蔭 A A A
兵庫 神戸国際大付 B B B
奈良 智弁学園 A A A
和歌山 市和歌山 C B C
岡山 関西 B B B
広島 広陵 B A B
鳥取 八頭 C C C
島根 開星 B C B
山口 岩国 C B B
香川 坂出商 C C C
徳島 鳴門 B B B
愛媛 小松 C B B
高知 明徳義塾 A A A
福岡 九州国際大付 A A A
佐賀 佐賀北 C C B
長崎 海星 C B B
熊本 城北 C C B
大分 大分 B B B
宮崎 日南学園 B B B
鹿児島 鹿屋中央 B C B
沖縄 沖縄尚学 A A A
この記事を書いた人
yuki

 1996年よりドラフト会議ホームページを解説し、30年間に渡ってドラフト候補選手の分析や12球団のドラフト会議の指名を分析してきました。
 雑誌「野球太郎(http://makyu.yakyutaro.jp/)」にも執筆。
 2008年からはドラフト会議に関する情報を毎日投稿しており、2024年時点で23,000以上の記事書いています。
 また、ドラフト候補の動画とみんなの評価サイト(player.draft-kaigi.jp)では、みなさまがおすすめするドラフト候補選手が、これまでに3万5千人以上登録されておりその評価も行っています。

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