立教大1年・藤田凌司投手がリーグ戦初勝利

大学野球ドラフトニュース

 東京六大学リーグ、立教大vs法政大の2回戦は、立教大の1年生・藤田凌司投手が先発すると、5回を投げて4安打1失点と好投し、リーグ戦初勝利を挙げた。

大阪桐蔭の連覇止めた左腕

 藤田凌司投手は県岐阜商出身で、2013年のセンバツ大会では、甲子園3連覇を狙う大阪桐蔭を4失点に抑えて完投し勝利した。また準々決勝では済美高校の安楽智大投手とも投げ合い、敗れたものの6回9奪三振の力投を見せている。

 立教大にはエースの沢田圭佑投手、また同学年の笠松悠哉選手など大阪桐蔭出身の選手が多く、大学では共に戦っているのが面白い。

 

リーグ戦初勝利

 藤田投手は身長も近い事から桐光学園で同学年だった松井裕樹投手の投球フォームを参考にして、球速を140km/hにして甲子園で好投をしたが、この日も最速は138km/hながらダイナミックな投げ方で5回を4安打5奪三振3四死球で1失点に抑えた。

 立教大は2年生の沢田圭佑投手と1年生の藤田凌司投手という若い先発陣で勝ち点を挙げた。コントロールや勢い、それに投球術を持った藤田投手が、これから常時140km/hを記録するようになれば、3年後のドラフト候補になるだろう。実績もそうだが、体力的にも成長を期待したい。

 立大1年生・藤田が最速138キロの直球を軸に5回4安打1失点。初登板で初勝利だ。「すごい応援の中で投げられてうれしかった」。初回2死満塁のピンチも、楽天・松井裕樹を意識したフォームから外角の直球で見逃し三振を奪った。県岐阜商では3年春のセンバツに出場。3季連続Vを狙った大阪桐蔭を破るなど同校36年ぶりの8強に導いた左腕。「次は自分がずっと投げる気持ちでやりたい」と貪欲だった。

この記事を書いた人
yuki

 1996年よりドラフト会議ホームページを解説し、30年間に渡ってドラフト候補選手の分析や12球団のドラフト会議の指名を分析してきました。
 雑誌「野球太郎(http://makyu.yakyutaro.jp/)」にも執筆。
 2008年からはドラフト会議に関する情報を毎日投稿しており、2024年時点で23,000以上の記事書いています。
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