オリックスがスカウト会議、約60人を指名候補に

高校野球ドラフトニュース大学野球ドラフトニュースオリックスドラフトニュース2014年ドラフトニュース

 オリックスはスカウト会議を開き、高校、大学、社会人から約60人の指名候補リストを作成し、順位づけをおこなった。

オリックスのドラフト上位候補

 会議では大学・社会人の上位候補として、早大・有原航平投手、明大・山崎福也投手など、また高校生の上位候補として済美・安楽智大投手、前橋育英・高橋光成投手などが挙がった模様。

 オリックスは昨年は吉田一将投手を終始評価し、ドラフト会議ではまさかの一本釣りを成功させると、ドラフト2位以降も狙い通りに素晴らしい選手を指名してチームに勢いを与えた。一昨年は藤浪晋太郎投手を指名し抽選を外している。

 今年は金子千尋投手、平野佳寿投手のFA移籍が注目されるが、優勝へあと一歩に迫った中で先発投手に厚みを持たせたい。オリックスはかねてより安楽智大投手を高く評価しているが、即戦力とすれば有原航平投手の方が優先されそうだ。いずれにしても投手の穴を埋めるべく、ドラフト1位は競合を恐れず果敢にいくとみられる。

 

その他の候補

 二人の投手を指名して抽選を外した場合は、主砲候補の岡本和真選手や将来性十分の高橋光成投手の指名もありそうだが、その二人も先に指名されている可能性が高いとみられ、そうなると、左腕の山崎福也投手やかねてより評価の高かった高松北の塹江敦哉投手の名前も挙がってきそうだ。

 また2位で指名を予定しているとみられる九州国際大付の清水優心選手や春江工の栗原陵矢選手といった捕手も、指名順が後の方になる事から、残っているかどうかが微妙な位置にある。そのため、外れ1位に繰り上げて指名という事も考えられる。

 今年のドラフトでも大成功で来年に勢いをつけられるか。

スカウト会議 日刊スポーツ紙面  2014/10/3

 

この記事を書いた人
yuki

 1996年よりドラフト会議ホームページを解説し、30年間に渡ってドラフト候補選手の分析や12球団のドラフト会議の指名を分析してきました。
 雑誌「野球太郎(http://makyu.yakyutaro.jp/)」にも執筆。
 2008年からはドラフト会議に関する情報を毎日投稿しており、2024年時点で23,000以上の記事書いています。
 また、ドラフト候補の動画とみんなの評価サイト(player.draft-kaigi.jp)では、みなさまがおすすめするドラフト候補選手が、これまでに3万5千人以上登録されておりその評価も行っています。

yukiをフォローする
スポンサーリンク
スポンサーリンク
スポンサーリンク
シェアする

コメント