埼玉西武、ドラフト2位の佐野泰雄投手に指名あいさつ

埼玉西武ドラフトニュース2014年ドラフトニュース

 埼玉西武は、ドラフト2位で指名した平成国際大・佐野泰雄投手に指名あいさつを行った。

4年間で68試合、30勝24敗

 佐野泰雄投手はこの日、埼玉西武の前田編成部育成アマ担当チーフなどから指名あいさつを受けた。

 佐野投手は和光高校時からプロが注目していた左腕投手で、平成国際大に進むと1年生の春から投げまくり、4年間で68試合(1年間17試合、1シーズン8~9試合)457イニングを投げ、しかも30勝24敗と、54試合で「勝」か「負」がつくくらい先発として、またはロングリリーフとして投げ続けていた。

 そのタフネスぶりと投球経験を生かし、プロでは「チームの何でも屋になりたい」と語った。

 

日本代表で

 佐野投手は母がタイ出身で、タイの英雄にと「泰雄」と名付けられたという。タイ国籍も持つためWBCなどではタイ代表の資格もあるが、「生まれてすぐに日本に来たので、タイの思い出があまりない。」と話し、「日本代表になれるなら、レベルが高い中で投げたい」とWBCでは日本代表入りを狙う。

 埼玉西武で盤石のリリーフ、または先発左腕として活躍し、WBCで投げている姿を見たい。

 バンコク生まれの最速149キロ左腕は、タイ人の母・ウェウワンさん(48)と2歳のときに埼玉に移住。「タイ(泰)の英雄に」の願いが込められた名前で、WBCではタイ代表の資格を持つが、「生まれてすぐに日本に来たので、タイの思い出があまりない。日本代表になれるなら、レベルが高い中で投げたい」と侍スピリットを示した。

この記事を書いた人
yuki

 1996年よりドラフト会議ホームページを解説し、30年間に渡ってドラフト候補選手の分析や12球団のドラフト会議の指名を分析してきました。
 雑誌「野球太郎(http://makyu.yakyutaro.jp/)」にも執筆。
 2008年からはドラフト会議に関する情報を毎日投稿しており、2024年時点で23,000以上の記事書いています。
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