阪神、ドラフト2位の石崎剛投手に先発も

阪神ドラフトニュース

 阪神の中西投手コーチは、ドラフト2位で指名した石崎剛投手について、先発の可能性も考慮することを示唆した。

リリーフで151km/h

 石崎剛投手は今年の都市対抗野球で富士重工の補強選手として出場し、リリーフとして151km/hのの速球を投げ、2回戦の東邦ガス戦では3番手で登板して3回を1安打5奪三振2四球、3回戦の日本新薬戦では抑えで登板し1回1/3でノーヒット無四球3奪三振、決勝の西濃運輸戦でも抑えで登板して2回1/3を2安打1奪三振1四球と、3試合に登板し6回2/3を3安打無失点に抑える好投を見せた。

 しかもこの3試合共に投げる球はほぼ全てがストレートで、変化球は3試合で5球程度だったとみられる。変化球の必要も無いストレートで、短いイニングを完ぺきに抑えた。

 

先発の可能性も

 中西コーチはこの日、「中継ぎという話も出てるけど、アタマでもと考えている。中継ぎという固定観念は持たずに見ていきたいね」と話したという。先発となると当然ストレート一本で5回6回を抑えるのは難しく、変化球が必要となる。

 その変化球はまだコントロールなどは未知数だが、数球投げた球は悪くない球だと個人的には感じた。ただし、短いイニングで腕を振って投げるストレートの魅力があると思う。

 まだ若い投手で成長途中でもあり、先発としてエース候補にする可能性は試した方が良いが、最終的にはリリーフで今の速球を活かすという事になるかもしれない。

 「映像で見る感じではいいね。スピードもある」と最速151キロ右腕を高く評価した上で、「中継ぎという話も出てるけど、アタマでもと考えている。中継ぎという固定観念は持たずに見ていきたいね」と期待を寄せた。

この記事を書いた人
yuki

 1996年よりドラフト会議ホームページを解説し、30年間に渡ってドラフト候補選手の分析や12球団のドラフト会議の指名を分析してきました。
 雑誌「野球太郎(http://makyu.yakyutaro.jp/)」にも執筆。
 2008年からはドラフト会議に関する情報を毎日投稿しており、2024年時点で23,000以上の記事書いています。
 また、ドラフト候補の動画とみんなの評価サイト(player.draft-kaigi.jp)では、みなさまがおすすめするドラフト候補選手が、これまでに3万5千人以上登録されておりその評価も行っています。

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