有原航平投手はエース待遇、オープン戦2試合登板で開幕へ

北海道日本ハムルーキーニュース

 北海道日本ハムのドラフト1位ルーキー・有原航平投手が新人合同自主トレに臨んだ。視察した栗山監督は、開幕までエース待遇の調整で行かせることを明言した。

オープン戦は2試合ほど

 この日、鎌ヶ谷で始まった新人合同自主トレでは、他の選手が50mのキャッチボールを行う中で、有原投手は昨年秋に痛めた肘の影響もあり、20mの距離でスタートした。昨年の春は早稲田大がアメリカ・ロサンゼルスでのキャンプを行い、有原投手もオープン戦の次点で156km/hを記録するなど早めの調整をしていた。しかし、その後、寒い日本に戻ってから時間があり、リーグ開幕戦に合わせるのに苦労もしていた。

 北海道日本ハムは昨年も新人選手は全員2軍スタートとしている。今年も有原投手を含めて9人の選手全て2軍スタートの方向性が確認されたようだ。有原投手についても栗山監督が、「3月中旬に1,2試合投げられれば間に合う」と、オープン戦でのアピールは必要無く、開幕への調整として2試合程度を投げるだけで良いという考えを明かした。

 2010年ドラフト1位の斎藤佑樹投手は、キャンプの紅白戦やオープン戦など6試合に登板してアピールをしていたが、有原投手は故障もあり斎藤投手とは違った入り方となる。有原投手は、「ベスト出ない状態で故障するのは良くないので、自分のペースでやりたい」と話した。

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 今後も慎重な調整が求められる右腕に対し、同日に鎌ケ谷で行われたスタッフ会議で春季キャンプ2軍スタートの方向性が確認されると同時に、栗山監督は「力があるし、能力も高い。3月中旬から(オープン戦に)1、2試合投げられれば(開幕に)間に合う」との育成方針を明かした。

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yuki

 1996年よりドラフト会議ホームページを解説し、30年間に渡ってドラフト候補選手の分析や12球団のドラフト会議の指名を分析してきました。
 雑誌「野球太郎(http://makyu.yakyutaro.jp/)」にも執筆。
 2008年からはドラフト会議に関する情報を毎日投稿しており、2024年時点で23,000以上の記事書いています。
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