九産大九産・梅野雄吾投手が149キロ、ノーヒットノーラン達成

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春季高校野球福岡大会では準決勝が行われ、九産大九産の梅野雄吾投手が福岡大大濠の浜地真澄投手との対決でノーヒットノーランを達成した。

最速149キロ

梅野雄吾投手は173cmと小柄で高校入学時は130キロも出なかったというが、トレーニングをするにつれ球速もアップし、今年春に143キロ、夏に145キロを記録、そしてこの日は自己最速となる149キロを記録した。

この日はその速球で押して9回にも148キロを記録するなど136球を投げながらも抜群のスタミナを見せた。奪った三振は10個、4つの四死球を与え、3回にはエラーなども絡められて2アウト満塁のピンチを背負ったが速球で押し切って内野ゴロに仕留めた。8回から意識して投げたとノーヒットノーランを狙い見事に達成した。

 

ライバル対決

この日の相手は福岡大大濠、エースの浜地真澄投手は183cmの体から146キロの速球を投げ、すでにプロのスカウトが注目する存在。浜地選手は初回に相手エースの梅野選手にタイムリーヒットを浴び、その後は8回5安打5奪三振と粘りの投球で得点を与えなかったものの、見方がノーヒットに抑えられ0-1で敗れた。

これで福岡大大濠のセンバツ出場はほぼ絶望となった。「負けない投手を目指してきたけど」と涙を流した浜地投手、来年はライバル・梅野投手を全力で超える投手となって春に成長した姿を見せてほしい。

2016年度-高校生-福岡県のドラフト候補リスト

梅野雄、ノーヒッター 西日本スポーツ紙面 2015/10/11

 

この記事を書いた人
yuki

 1996年よりドラフト会議ホームページを解説し、30年間に渡ってドラフト候補選手の分析や12球団のドラフト会議の指名を分析してきました。
 雑誌「野球太郎(http://makyu.yakyutaro.jp/)」にも執筆。
 2008年からはドラフト会議に関する情報を毎日投稿しており、2024年時点で23,000以上の記事書いています。
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