阪神ドラフト1位・高山俊選手が仮契約、担当スカウト3割30本期待

阪神ドラフトニュース2015年ドラフトニュース

阪神はドラフト1位で指名した明治大の高山俊選手と、契約金1億円+出来高5000万円、年俸1500万円の最高条件で仮契約を交わした。東京六大学リーグ通算安打記録を131安打に伸ばした高山選手が、プロではクリーンナップを目指す。

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高山俊選手は日大三で夏の甲子園で優勝、チームではエースの吉永健太朗投手や4番の横尾俊建、主将の畔上翔選手などがいたが、エースの吉永投手と1番や3番、5番などを打った高山選手の評価が高かった。高山選手は足、外野からの強肩、そして打率も残せ32本塁打の長打も打てる打撃に注目されていた。

プロ志望届を出せば指名確実だったものの明治大進学を決めると、大学ではリーグ記録を更新する活躍を見せた。昨年秋には3本塁打を放つなど長打力もあり外野手の頭を超す2ベースなども目立ったが、今年秋はヒットを意識してかフルスイングではない打撃もあった。

ドラフト会議では東京ヤクルトと阪神が指名競合し、真中監督のミスもあったが阪神が交渉権を獲得、金本新監督は高山選手にクリンナップを打てるようにスイングを強くすることを要求した。担当の平塚スカウトも「3割30本を打つ能力は当然持っている」と話した。

足、肩、そして打率も残せそうな高山選手、ルーキーの外野手の中でこれほど成功の確率が高そうな選手は多くはない。しかし期待されるのはさらにその上、阪神で不動の3番打者として活躍してきた鳥谷敬投手がベテランとなり、その後に座る3番打者として期待したい。

2015ドラフト全指名選手

高山について明大OBの阪神・平塚スカウト「けがは日にち薬なので。あわてずにやれば全く問題ない。(走攻守)すべてにおいて高水準。トリプルスリーをする能力を持っているので、最低限の目標にしてやってもらいたい」

この記事を書いた人
yuki

 1996年よりドラフト会議ホームページを解説し、30年間に渡ってドラフト候補選手の分析や12球団のドラフト会議の指名を分析してきました。
 雑誌「野球太郎(http://makyu.yakyutaro.jp/)」にも執筆。
 2008年からはドラフト会議に関する情報を毎日投稿しており、2024年時点で23,000以上の記事書いています。
 また、ドラフト候補の動画とみんなの評価サイト(player.draft-kaigi.jp)では、みなさまがおすすめするドラフト候補選手が、これまでに3万5千人以上登録されておりその評価も行っています。

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