明大・星知弥投手などがプロから指導、コーチ陣期待の選手も

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全日本大学野球連盟は冬季特別トレーニング東日本2016を開催し、明治大の星知弥投手など15大学42人の有力選手が、元プロ野球の鹿取義隆氏、篠塚和典氏などから技術指導を受けた。

154キロ右腕

明治大の星知弥投手は、宇都宮工時代より140キロ後半の速球が注目され、明治大では154キロを記録している今年のドラフト候補だが、球速はあるものの制球難などもあり公式戦ではリリーフで少し投げる程度にとどまっている。

今年は背番号11をつける事になり期待が高い右腕で、一皮むければ一気にドラフト上位候補にもなりそうだが、その星投手も鹿取氏から指導を受け、「胸の前でグラブを止めたら腕が良く振れた。」と何かをつかんだようだ。

星投手は「今年は先発でという思いは強い」と話し、同学年の創価大・田中正義投手に対しても「やっぱり少しは意識します」と話した。プロのスカウトも期待する星投手が、大学最後の年にどんなピッチングを見せるか注目したい。

 

期待の選手も

また最速147キロを投げる青学大の岡野祐一郎投手も鹿取氏から指導を受け、「勢いある球が投げられた。教えてもらったことを継続したい」と話した。

さらに鹿取氏は横浜国大の北川尚由投手を指導し、「楽しみな素材。まだまだ伸びる」と話した。北川投手は横浜国大理工学部の数物・電子情報系学科で学ぶが、野球部では最速142キロの速球を投げる投手で、小学生時代には1学年下の宗佑磨選手と遊撃手のポジションを争いレギュラーを守り通した実績がある。

神奈川大学1部リーグで桐蔭横浜大、横浜商大、神奈川大などと戦う右腕の、これからの成長を期待したい。

2016年度-大学生投手-右投のドラフト候補リスト

明治大学のドラフト候補選手の動画とみんなの評価

青山学院大学のドラフト候補選手の動画とみんなの評価

横浜国立大学のドラフト候補選手の動画とみんなの評価

元巨人の鹿取義隆氏(58)の見守る前で約50球を投げ込んだ星は、「スピードはどんどん上がっていけばいいなと思いますが、それ以上に勝てる投手になりたいです」と言った。

今秋ドラフト候補の147キロ右腕、青学大の岡野は元巨人の鹿取義隆氏から投球時の腕の振り方を聞き「勢いある球が投げられた。教えてもらったことを継続したい」と感謝。

ブルペンでの投球練習で、スマートフォンで動画を撮影する鹿取氏から助言を受け、自己流だった体重移動、左肘の使い方をすぐに修正。理工学部、数物・電子情報系学科の180センチ右腕は「投球の間ができた」と手応えを口にした。

この記事を書いた人
yuki

 1996年よりドラフト会議ホームページを解説し、30年間に渡ってドラフト候補選手の分析や12球団のドラフト会議の指名を分析してきました。
 雑誌「野球太郎(http://makyu.yakyutaro.jp/)」にも執筆。
 2008年からはドラフト会議に関する情報を毎日投稿しており、2024年時点で23,000以上の記事書いています。
 また、ドラフト候補の動画とみんなの評価サイト(player.draft-kaigi.jp)では、みなさまがおすすめするドラフト候補選手が、これまでに3万5千人以上登録されておりその評価も行っています。

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