履正社・山口裕次郎投手に阪神など日米8球団スカウト視察

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春季高校野球近畿大会では、履正社vs智弁和歌山の試合が行われ、履正社の山口裕次郎投手が最速143キロを記録する投球で好投を見せた。

日米8球団スカウト視察

山口裕次郎投手はこの日、自己最速となる143キロを記録すると、7回には三者連続奪三振を記録するなど7回を投げて4安打9奪三振で2失点というピッチングを見せた。初回に制球を乱し、6回にはホームランを浴びた2失点について、初回は「ボールを押し出すような感じになってしまった」と話し、ホームランも「あれは真ん中に入りましたけど、ゾーンに投げてもファウルになったりした。自信がつきました」と前向きなコメントを残している。

この日は日米8球団のスカウトが視察を行い、阪神・畑山統括スカウト補佐は「ストライクゾーンの中で勝負ができる」と評価した。ドラフト1位候補の寺島成輝投手が目当てのスカウトもいたと思うが、良いアピールができた投球となった。

もうひと試合は智弁学園が明石商に勝利した。センバツで好投をした智弁学園・村上頌樹投手と明石商・吉高壮投手が登板したが、村上投手が変化球などで投球の幅を広げるなど選抜より進化した投球を見せ、て、完封勝利を挙げた。

決勝は履正社vs智弁学園となった。センバツ優勝チームを相手に履正社の寺島成輝投手の登板が予想される。

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阪神・畑山統括スカウト補佐は「ストライクゾーンの中で勝負ができる」と評価。

この記事を書いた人
yuki

 1996年よりドラフト会議ホームページを解説し、30年間に渡ってドラフト候補選手の分析や12球団のドラフト会議の指名を分析してきました。
 雑誌「野球太郎(http://makyu.yakyutaro.jp/)」にも執筆。
 2008年からはドラフト会議に関する情報を毎日投稿しており、2024年時点で23,000以上の記事書いています。
 また、ドラフト候補の動画とみんなの評価サイト(player.draft-kaigi.jp)では、みなさまがおすすめするドラフト候補選手が、これまでに3万5千人以上登録されておりその評価も行っています。

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