150キロ左腕・江陵・古谷優人投手が外野手として出場し本塁打、巨人スカウトなど空振り

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北海道、江陵高校の150キロ左腕・古谷優人投手はこの日は外野手として出場し、1本塁打など3安打2打点の活躍を見せた。4球団のスカウトが訪れたがしたが登板は無く、古谷投手は外野手での出場でスカウトから空振りを奪った。

150キロ左腕

古谷優人投手は175cm68kgの左腕投手で球速は150キロを記録したという。春季大会では10球団のスカウトが視察に訪れ、その前で最速147キロの速球にスライダーで9回4安打10奪三振2失点と好投、北海道日本ハムは千葉ロッテのスカウトが絶賛した。

また、50m6.0秒の足があるなど身体能力に優れ、打撃面でも注目されている。この日は北北海道十勝地区1回戦で大樹高校と試合が行われたが、1番レフトで出場すると2回には公式戦初本塁打を放ち、4打数3安打2打点の活躍を見せた。試合は6回コールド10-0で勝利した。

スカウト空振り

この日は巨人の山下スカウト部長など4球団5人のスカウトが視察に訪れた。プロを目指す古谷投手は「投げたかったが主将といてチームに貢献できればいい」と話したが、山下スカウト部長は「1イニングくらい投げてもいいのに」と残念がった。しかし「まだ一度も投げているところを見ていないので、投げるまでいるつもり」と話し、今日行われる2回戦の帯広大谷戦を視察するために滞在期間を延ばした。

ベールを脱ぐ150キロ左腕の姿を見てどんな評価をされるのか、今日の登板が非常に楽しみ。

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29日の2回戦、帯広大谷戦には登板予定とあって巨人・山下哲治スカウト部長は「投げるところを見ていないので、次も見ます」と滞在延長を口にした。昨秋、今春は支部予選初戦で敗退するなど中央球界無名の左腕は「次は投げて貢献したい。必ず7回勝つ」と意気込みを口にした。

この記事を書いた人
yuki

 1996年よりドラフト会議ホームページを解説し、30年間に渡ってドラフト候補選手の分析や12球団のドラフト会議の指名を分析してきました。
 雑誌「野球太郎(http://makyu.yakyutaro.jp/)」にも執筆。
 2008年からはドラフト会議に関する情報を毎日投稿しており、2024年時点で23,000以上の記事書いています。
 また、ドラフト候補の動画とみんなの評価サイト(player.draft-kaigi.jp)では、みなさまがおすすめするドラフト候補選手が、これまでに3万5千人以上登録されておりその評価も行っています。

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