スポーツ紙各紙による今大会の選手の評価

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甲子園大会は7日目までが終了し、49チームがすべて登場した。スポーツ紙はここまでで評価された選手について、スカウトなどの話をまとめている。

スポーツ紙各紙の評価

スポーツ報知では巨人・山下スカウト部長の評価を掲載している。

山下スカウト部長は「今年は投手の当たり年」と話し、「横浜・藤平尚真、履正社・寺島成輝、花咲徳栄・高橋昂也のBIG3は即戦力に近い」と評価した。高橋投手については「本調子ではなかったけどA評価は変わらない」とした。

また、「これに並びかけたのが作新学院・今井達也。球質は素晴らしい。体の線は細いけど、将来性を考えると四天王と言っても良い」と話し将来性を加味するとBIG3に並ぶと評価した。

他には、木更津総合・早川隆久投手、広島新庄・堀瑞輝投手、創志学園・高田萌生投手を楽しみと評価、東邦の藤嶋健人選手は「サイクル安打越えの打撃が見事。将来的には野手としてみたい」と野手として評価をした。

野手については「投手に比べ例年になく素材が少なかった。」と話し、「その中で捕手では秀岳館・九鬼隆平と明徳義塾の古賀優大が抜けている。内野手では秀岳館の遊撃・松尾大河、外野手では八戸学院光星・田城飛翔が目立った」と話した。

 

スポーツニッポンでは巨人・山下スカウト部長の「今年はAランク5人、Bランク4人。これだけ多いのは珍しい」というコメントを載せている。Aランクは上記の四天王+高田萌生投手とみられ、Bランクは堀投手、早川投手の他、松山聖陵のアドゥワ誠投手と、近江の京山将弥投手と見られる。

またオリックスの中川隆治アマスカウトグループ長は「今井は地方大会よりも評価が上がった」と今井達也投手の評価を話した。

他の野手については2年生で履正社の安田尚憲選手が来年の上位候補に挙がったという。

 

デイリースポーツではスカウト地獄耳のコーナーで、巨人・山下スカウト部長の「昨年から成長した選手も多い」というコメントを評価し前述の四天王について話しているほか、作新学院の今井達也投手について、各球団の部長クラスが「1位もある」と断言したとしている。

また木更津総合・早川隆久投手についてあるスカウトが「ボールの質がいいし制球力がある。頭もいい。現時点で高橋より上のレベル」と、BIG3・高橋昂也投手以上の評価をしているという。

野手については横浜DeNAの吉田スカウト部長が花咲徳栄の岡崎大輔選手と秀岳館の松尾選手の名前を上げ、「もっと強いスイングができる」と話した。また佐久長聖の元山飛優選手も評価されているという。

日刊スポーツでは小関順二氏が評価した51人の選手の名前をリストアップし評価をしている。

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今年は投手の当たり年だ。横浜・藤平尚真、履正社・寺島成輝、花咲徳栄・高橋昂也のBIG3は、即戦力に近い。高橋は本調子ではなかったけど、A評価は変わらない。これに並びかけたのが、作新学院・今井達也。球質は素晴らしい。体の線は細いけど、将来性を考えると、四天王と呼んでも過言ではない。

この記事を書いた人
yuki

 1996年よりドラフト会議ホームページを解説し、30年間に渡ってドラフト候補選手の分析や12球団のドラフト会議の指名を分析してきました。
 雑誌「野球太郎(http://makyu.yakyutaro.jp/)」にも執筆。
 2008年からはドラフト会議に関する情報を毎日投稿しており、2024年時点で23,000以上の記事書いています。
 また、ドラフト候補の動画とみんなの評価サイト(player.draft-kaigi.jp)では、みなさまがおすすめするドラフト候補選手が、これまでに3万5千人以上登録されておりその評価も行っています。

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