東北福祉大の152キロ右腕・波多野陽介投手は肘痛で社会人へ

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東北福祉大でプロも注目した152キロ右腕・波多野陽介投手は、4年春に右肘痛を発症し、プロ一本と考えていたが社会人野球でプレーすることを選択したという。

3年秋の時点でプロ一本も

日本文理高時代から投手として注目され、東北福祉大では152キロの速球を投げて3年秋に3勝を挙げ、プロからも注目されていた波多野陽介投手は、3年の時点で進路をプロ一本としていた。しかし4年生の春に右肘に激痛が走ると、大学野球選手権では痛み止めを飲みながら2試合登板したものの、秋は打者2人に投げたのみで終わった。

春の時点で今年のプロ入りは難しいと判断した。「肘が痛くて、プロ志望届を出せる状況じゃなかった。」と話している。しばらく落ち込んでいたものの、日本文理、東北福祉大の先輩で、高校時代は2009年の夏の甲子園で準優勝をした伊藤直輝投手に声をかけられ、ヤマハへ進むことを決めた。伊藤投手も大学時代に故障し、ヤマハでプレーをしている。

ヤマハでは来年のドラフト1位候補として154キロ右腕の鈴木博志投手が注目されている。来年は多くのスカウトがヤマハの試合を視察するとみられ、そこで波多野投手も150キロ超の速球で好投を見せられれば、2018年のドラフト上位候補に入ってくることになるだろう。

今年、プロ志望を出していれば指名はされたかもしれないが、上位で指名されたかはわからない。2018年のドラフトで上位指名されれば、人間万事塞翁が馬、禍を転じて福と為す。

東北福祉大学のドラフト候補選手の動画とみんなの評価

ヤマハのドラフト候補選手の動画とみんなの評価

3年秋に先発を任され3勝を挙げ、進路をプロ一本に絞って飛躍を誓った4年春に突然、右肘に激痛が走った。「肘が痛くて、プロ志望届を出せる状況じゃなかった。プロ以外は考えてなかったけど、伊藤さんがまた一緒にやろうって声をかけてくれて、踏ん切りがついた」。

この記事を書いた人
yuki

 1996年よりドラフト会議ホームページを解説し、30年間に渡ってドラフト候補選手の分析や12球団のドラフト会議の指名を分析してきました。
 雑誌「野球太郎(http://makyu.yakyutaro.jp/)」にも執筆。
 2008年からはドラフト会議に関する情報を毎日投稿しており、2024年時点で23,000以上の記事書いています。
 また、ドラフト候補の動画とみんなの評価サイト(player.draft-kaigi.jp)では、みなさまがおすすめするドラフト候補選手が、これまでに3万5千人以上登録されておりその評価も行っています。

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