中日ドラフト1位・柳裕也投手のカーブに他球団警戒

中日ルーキーニュース

中日ドラゴンズの柳裕也投手が初日のブルペンで43球を投げ、得意のカーブを披露すると他球団のスコアラーが警戒感を示した。

他球団警戒

鋭く縦に落ちるカーブを見た巨人の森中スコアラーは「桑田さんのカーブのイメージ。高低のばらつきはあったけど、カーブらしさがあって目先を変えるのにいい。ローテに入ってくる状態ならキャンプ、オープン戦と要注意ですね」と話すと、阪神・山脇スコアラーも「本格派で福原っぽい。腕の振りがカーブも真っすぐも一緒」と話し、速球とカーブで実績を残した投手の名前を出した。

柳投手は真上からリリーフをし、鋭い回転で縦に沈むカーブがあり、メジャー予備軍のアメリカ大学代表からも面白いように三振を奪い、ヒットを打たせなかった。しかもアメリカ代表は2015年のユニバーシアードでやられた後、昨年の日米大学野球でも攻略する事ができなかった。

柳投手はこの日のブルペンについて、「今日に関しては良かったところがない。キャンプで初めてのブルペンをケガなく終わることができて良かった」と話し、内容的には不満だったようだが、森監督は「セットであったり、クイックをしたり、いろいろ考えながらやっている。初日のブルペンという意味では皆さんが思っているよりいいと思いますよ」と高く評価した。

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ブルペンでの偵察を終えたスコアラー陣から「桑田」、「福原」の声が上がった。あいさつ代わりの43球。中でも5〜6球だけ投げたカーブで魅せた。巨人・森中スコアラーが「(元巨人の)桑田さんのカーブのイメージ。高低のばらつきはあったけど、カーブらしさがあって目先を変えるのにいい。ローテに入ってくる状態ならキャンプ、オープン戦と要注意ですね」と今後の徹底マークを宣言すれば、阪神・山脇スコアラーも「本格派で福原(阪神2軍投手コーチ)っぽい。腕の振りがカーブも真っすぐも一緒」と分析した。

この記事を書いた人
yuki

 1996年よりドラフト会議ホームページを解説し、30年間に渡ってドラフト候補選手の分析や12球団のドラフト会議の指名を分析してきました。
 雑誌「野球太郎(http://makyu.yakyutaro.jp/)」にも執筆。
 2008年からはドラフト会議に関する情報を毎日投稿しており、2024年時点で23,000以上の記事書いています。
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