阪神ドラフト1位ルーキー・大山悠輔選手、金本監督指導でサク越え12本

阪神ルーキーニュース

阪神ドラフト1位ルーキーの大山悠輔選手が1軍キャンプでスタートした。大山選手には金本監督が密着マークで動きをチェックし、途中で指導を入れるとそこから打球の伸びが変わり、合計12本のサク越えを記録した。他球団スコアラーも対応力の高さに目を見張った。

膝の使い方とトップを深く

打撃練習で選手は、3つの打撃ゲージを順番に回っていくが、大山選手に合わせて金本監督も移動をし、密着してチェックをしていた。途中、金本監督は「腰の使い方と、試しにトップを深くして打ってみたら、と試しでいいからと言いましたらいきなりポンポンとサク越えしたので。その辺が器用さといいますか対応力といいますか評価できますね。」と、そこからセンターオーバーの打球を見せ、その後、3連続サク越えを記録するなど打球が変わった。

視察していた他球団のスコアラーも、中日の佐藤スコアラーは「監督が教えてすぐできてて、順応性があるのかなと」と話すと、ヤクルト・衣川スコアラーも「途中で監督から何かを言われてからビシッと決まっていた。器用な選手なのかなと感じた」と話した。

金本監督は練習後に大山選手について「打っている雰囲気といいますが、そういうのは持ってるなという印象は受けました。」と話し、「僕らの対応力がありそうだなというところがどのくらいものか見てみたい。紅白戦、使うでしょう。ケガなかったら」と、8日にも行われる紅白戦でデビューする事が決まった。

大山選手は「いい感じで打球が飛んで行ったので、教わった事を継続していきたい。」と話した。この日は162スイング中12本のサク越え、広島の玉山スコアラーは「スイングスピードはほかの選手と比べてまだ少し劣る」とも指摘した。大山選手の挑戦はこれから。

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まずは打者としての雰囲気。そして目を見張ったのは技術の部分だ。特打の際に初めて身ぶり手ぶりでアドバイス。「膝の使い方と『試しにトップを深くして打ってみたら』と。『試しでいいから』と言いましたら…」。助言を与えた直後だ。センターオーバーの打球が2球続き、3、4スイング目で左翼席への連弾が披露された。

 「いきなりポンポンと柵越えしたので。その辺の器用さといいますか、対応力と言いますか評価できますね」

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