創志学園・難波侑平選手、145キロの速球に抜群の身体能力

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センバツに出場する創志学園、新チームでエースとなった難波侑平選手は、最速145キロを記録する。打撃でも11本塁打を放ち、大会注目選手の一人。

昨年夏に苦い経験

難波侑平選手は昨年のセンバツでは3番レフトで出場し、2回戦では高松商と対戦した。しかしその試合の3回、2アウト満塁で相手バッターを見て前進守備位置に着いたものの、打球は頭上を抜かれ、走者一掃の2塁打にしてしまう。難波選手は「普通のフライだった」と話し、浜風にも乗った打球を獲ることができなかった。打撃でも4打数ノーヒットに終わりチームは敗退した。「自分のワンプレーで相手に流れが行ってしまった」と話す。

その悔しさもあり夏の甲子園は4番レフトで出場、難波選手はヒットに犠牲フライなど2打点を挙げる活躍を見せた。エースの154キロ右腕・高田萌生選手が注目されていたが不調で降板すると、2番手としてマウンドに上り2回1/3を3安打3奪三振1四球で1失点、まずまずのピッチングを見せた。

新チームからはエース

秋の新チームからは高田投手の背番号1を引き継いだ。球速は145キロまで伸び、多彩な変化球も投げる。また、50m5.8秒の俊足に11本塁打の長打力もあり、打撃や足でも期待される選手だ。

今大会ではまず、エースとして甲子園に出場し、昨年の自分やチームを上回ることを目標にする。そして投手として野手としてアピールするような活躍を見せられれば、高田選手に続いてプロ入りにもつながっていくかもしれない。

創志学園・難波、昨春のリベンジだ デイリースポーツ紙面 2017/3/8
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yuki

 1996年よりドラフト会議ホームページを解説し、30年間に渡ってドラフト候補選手の分析や12球団のドラフト会議の指名を分析してきました。
 雑誌「野球太郎(http://makyu.yakyutaro.jp/)」にも執筆。
 2008年からはドラフト会議に関する情報を毎日投稿しており、2024年時点で23,000以上の記事書いています。
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