国士舘大・椎野新投手に9球団視察、阪神高評価

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東都リーグの2部3部入れ替え戦が行われ、2部6位の国士舘大は、プロ注目の195cm右腕・椎野新投手が先発し7回1失点と好投した。

9球団スカウト視察

椎野新投手はこの日の入れ替え戦に向け、「この2週間、真っすぐは安定して145キロを出せて、フォーク、スライダーの制球もよかった」と話すなど良い状態を維持していた。この日は初回にいきなり1失点してしまうものの、味方が同点に追いついた2回裏は3者連続三振に斬って取った。その後は「連投もあるので球数を少なく」と工夫をして投げ、7回まで6安打7奪三振で1失点に抑えた。

この日は9球団のスカウトが視察をし、阪神・吉野スカウトは「ウチの1軍は左が多く、右は藤浪とメッセ中心。秋も見たい」と話し、右の先発候補として注目をしている。阪神は国士舘大の岩崎優投手を2013年のドラフト6位で指名し、2014年にはいきなり5勝を挙げている。

195cmの身長もあり、プロ側も特徴がある投手として椎野投手を高く評価していた。高校時代、そして今年春のリーグ戦でも球速は140キロ前後だったが、ここへきて145キロ前後のレンジに入ってきているようで成長をしている。

春のリーグ戦では防御率1.89だったものの、2勝5敗とチームを勝たせることができず、この入れ替え戦で投げている。辻監督は「明日も彼しかいない」と話し、この日7回で降板した椎野投手の連投を予告した。

まずはチームを2部残留させ、秋に145キロ前後のストレートを中心に投げることができれば、ドラフト上位にも入ってきそうだ。

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阪神・吉野スカウトは「ウチの1軍は左(投手)が多く、右は藤浪とメッセ中心。秋も見たい」と興味を示した。

この記事を書いた人
yuki

 1996年よりドラフト会議ホームページを解説し、30年間に渡ってドラフト候補選手の分析や12球団のドラフト会議の指名を分析してきました。
 雑誌「野球太郎(http://makyu.yakyutaro.jp/)」にも執筆。
 2008年からはドラフト会議に関する情報を毎日投稿しており、2024年時点で23,000以上の記事書いています。
 また、ドラフト候補の動画とみんなの評価サイト(player.draft-kaigi.jp)では、みなさまがおすすめするドラフト候補選手が、これまでに3万5千人以上登録されておりその評価も行っています。

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