巨人ドラフト2位の大阪ガス・岸田行倫捕手は敗退、悔しさ胸にプロへ

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社会人野球日本選手権では大阪ガスvs日本生命の試合が行われ、日本生命が延長12回タイブレークの末、3-2で勝利した。巨人・岸田行倫捕手は悔しさを見せた。

悔しい思いを忘れずに

試合は9回まで1-1の同点で進み、延長戦も11回まで決着がつかずに12回のタイブレークに突入した。表の攻撃で大阪ガスは1点を奪ったものの、その裏に日本生命は、原田拓実選手の2点タイムリーヒットがでて逆転サヨナラで勝利した。

大阪ガスの捕手は巨人からドラフト2位で指名された岸田行倫選手、大阪ガスの誇る安定した投手陣のうち、先発した中谷佳太投手を8回5安打4奪三振1失点、2番手の緒方悠投手が3回1安打無失点に抑えるリードをした。しかし12回、速球派右腕の猿渡眞之のストレートを要求して逆転サヨナラ安打を打たれ、「投手の1番自信のある直球で打たれたので。一球の大切さを学びました。」と涙を流した。

報徳学園から大阪ガスに進み3年、巨人からドラフト2位で指名されている岸田捕手のアマチュア野球は終わりを告げる。「悔しい思いを忘れずに、合流した時に他の選手と差が出ないようにしっかり練習していきたい」と話し、キャンプから即戦力捕手としてアピールできるようにすることを話した。

小林捕手、ドラフト3位の大城卓三捕手などと競争し、まずは1軍の捕手枠に食い込む。

2017ドラフト指名選手
2017年度-社会人捕手のドラフト候補リスト

劇打の場面を振り返った岸田は「投手の1番自信のある直球で打たれたので…」と涙。3年間の社会人生活を振り返り「一球の大切さを学びました。悔しい思いを忘れずに、合流した時に他の選手と差が出ないようにしっかり練習していきたい」と、プロの世界で戦う決意を口にした。

この記事を書いた人
yuki

 1996年よりドラフト会議ホームページを解説し、30年間に渡ってドラフト候補選手の分析や12球団のドラフト会議の指名を分析してきました。
 雑誌「野球太郎(http://makyu.yakyutaro.jp/)」にも執筆。
 2008年からはドラフト会議に関する情報を毎日投稿しており、2024年時点で23,000以上の記事書いています。
 また、ドラフト候補の動画とみんなの評価サイト(player.draft-kaigi.jp)では、みなさまがおすすめするドラフト候補選手が、これまでに3万5千人以上登録されておりその評価も行っています。

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