東北楽天、1位指名は抽選で外しても投手を指名せず

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東北楽天は都内のホテルでスカウト会議を開き、石井GMは1位指名で、たとえ抽選で外したとしても野手を指名することを明言した。

十二にも野手

東北楽天は都内でスカウト会議を開き、ドラフト会議の指名シミュレーションを行った。会議に石井GMは「一にも、二にも、十二にも野手。」と話し、「たとえ競合で外したからと言って、投手に変えるのではなく、そこは野手でブレたくない」と、抽選で外したとしても野手を指名していくことを明らかにした。

東北楽天は投手陣は陣容がそろっており、1位指名では大阪桐蔭・根尾昂選手、報徳学園・小園海斗選手など、課題のショートの選手が指名有力となっている。この日も1位指名の公表はしなかったが、抽選を外しても野手という事で、外れ1位でも吉田輝星投手を指名する可能性はなくなった。

東北楽天はドラフト2位指名でも1番目の指名となり、ある程度の野手は残っている可能性もあるが、1位で指名するという事は、他球団も1位指名をしてくる可能性のある選手という事で、根尾選手、小園選手以外では、立命館大・辰己涼介選手や天理・太田椋選手、早稲田実・野村大樹選手という事になる。

この日になって福岡ソフトバンクとオリックスが小園選手の1位指名を公表し、巨人が根尾選手の1位指名を公表と、これまでこの二人に5球団の指名が集まり、高校生野手に目が向いている。東北楽天、福岡ソフトバンクなども高校生野手の1位指名が有力で、抽選を外した場合もすぐに投手に切り替えるより、野手を指名してくる可能性が高く、東洋大の甲斐野央投手や上茶谷大河投手、
梅津晃大投手、日体大の松本航投手などがいる中で、1位では高校生野手の争奪戦という事になるかもしれない。

2018年ドラフト指名予想

 

この記事を書いた人
yuki

 1996年よりドラフト会議ホームページを解説し、30年間に渡ってドラフト候補選手の分析や12球団のドラフト会議の指名を分析してきました。
 雑誌「野球太郎(http://makyu.yakyutaro.jp/)」にも執筆。
 2008年からはドラフト会議に関する情報を毎日投稿しており、2024年時点で23,000以上の記事書いています。
 また、ドラフト候補の動画とみんなの評価サイト(player.draft-kaigi.jp)では、みなさまがおすすめするドラフト候補選手が、これまでに3万5千人以上登録されておりその評価も行っています。

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