中日・根尾昂選手に背番号7準備、この番号を守っていけるか

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中日は11月4日に仮契約を交わしたドラフト1位指名の根尾昂選手に、背番号7を用意していることが分かった。

中日背番号「7」

中日が用意している背番号7、これまでは2017年に引退した森野選手が付けていた。森野選手は1996年にドラフト2位で指名されたが、東海大相模で大型遊撃手として注目されており、背番号7を与えられた。そして1年目の8月に8番ショートで1軍初先発をし、その試合でホームランを放っている。

しかし、2000年に李鍾範選手が入団すると、背番号7を譲ることになり、8、16、31、30など背番号が変わっていった。そして2014年に再び背番号7をつけ、2017年に引退している。プロではショートで出場したのは最初の数年間で、その後、サード、ファースト、外野などを守り、主力打者として中日の優勝に貢献している。

共に高校卒の遊撃手として注目されて入団した点は、森野選手と根尾選手は似ているかもしれない。しかし、森野選手の歴史を見ると、主軸として素晴らしい実績を残しているが、プロでショートをずっと守っていくこと、最初にもらった背番号を守っていくことは難しい事も分かる。

それでも根尾選手は地元で、ドラフト1位で4球団競合の末に獲得した選手、これから背番号7を守り続け、ショートとしてプレーし続け、そして森野選手のような打撃での素晴らしい実績を積み重ねていけるかどうか、大いに期待して見ていたい。

2018年ドラフト会議 指名選手一覧

中日ドラゴンズ 公式サイト – 歴代背番号

7番は主力野手がつけることが多い。79年から92年までは名遊撃手の宇野勝が背負った。宇野は84年に37本塁打し、2リーグ制以降では遊撃手として唯一の本塁打王となった。17年までは森野(現中日2軍打撃コーチ)がつけたが、現在は空き番号となっている。

この記事を書いた人
yuki

 1996年よりドラフト会議ホームページを解説し、30年間に渡ってドラフト候補選手の分析や12球団のドラフト会議の指名を分析してきました。
 雑誌「野球太郎(http://makyu.yakyutaro.jp/)」にも執筆。
 2008年からはドラフト会議に関する情報を毎日投稿しており、2024年時点で23,000以上の記事書いています。
 また、ドラフト候補の動画とみんなの評価サイト(player.draft-kaigi.jp)では、みなさまがおすすめするドラフト候補選手が、これまでに3万5千人以上登録されておりその評価も行っています。

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