和歌山東はこの日、奈良大付と練習試合を行い、188cm右腕の玉置隼翔投手が登板した。この試合には横浜DeNAの吉田スカウト顧問などが視察に訪れた。
投手転向1年
玉置隼翔投手は188cmの右腕で最速140キロを記録する。
昨年の夏の和歌山大会では4番ファーストで出場をし、エースで185cmから148キロを投げた落合秀市投手を支えたが、新チームになってから本格的に投手転向をし、1年弱で140キロを記録している。
この日の奈良大付との練習試合では9回を完投し、6安打10奪三振4失点、3本塁打を浴びた。「フォークで三振が理想の形」とフォークボールを磨いているが、抜けた変化球を打たれ、「変化球を打たれた。甘く入るところが弱点」と話した。
それでもこの日は、横浜DeNAの吉田スカウト顧問などが視察し、「肘の使い方がいい。変化球がいい」と10個の三振を奪った変化球を評価した。
玉置投手は「育成でも入りたい」とプロ入りを強く志望する。長身から落差のあるフォークで和歌山高校野球大会でアピールをしたい。
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昨秋、新チームになってから本格的に投球練習を始め、「フォークで三振が理想の形」という。DeNAの吉田スカウト部長は「肘の使い方がいい。変化球がいい」と評価。玉置も「背中、肩甲骨、肘が柔らかい」と変化球のキレを自負する。投手歴1年弱で最速140キロに達したエースは、「育成でも入りたい」とプロを目指してアピールを続ける。
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